加藤諦三さんの本が怖くて読めない

私は加藤諦三さんの本が好きで10冊ほど持っているんですが、そのほとんどが積読状態になっています。

うつ病完治にきっと効果があると思うけど


加藤諦三さんの本を読むたび、いじめられている人、いじめる人、うつ病の人…心に何らかの歪みを持っている人(歪みを持っていない人なんていませんが)に効くなあと思います。

加藤諦三さんは主にいじめれる人、うつ病の人の思考回路を分析します。

こういう言動はこう言う理由で行われる、こういう言動は人にこんな作用を引き起こす…など、明快に人の心の動き方を説明してくれるので、私の思考回路はここに問題があったのか、と気づくことができるんです。

普段の自分なら普通だと思っていた思考回路が、実は「いじめられる人特有の思考回路」だと気づくことができたりします。

 

これまでの人生は間違いだったと言われているよう


ただ、加藤諦三さんの本は読むほど相当エネルギーを使います。

自分がこれまで懸命に「正しい」と信じて歩んできた道や選択が全て間違っていたと烙印を押されているような気持ちになって、読後はかなり落ち込みました。

最初に読んだ一冊でそんなふうになり、いやでもこれから変えていけばいいさと気を取り直して2冊目を読み始めたのですが、あまりなりの苦しさに読みきることが出来ませんでした。

この本のとおりに生きられたら正しい人生なんだろうな、でももうそんなふうに生きていける自信も体力も気力もないと、苦しさで涙が止まりませんでした。

 

うつ病患者は相当体調が良くなってから読むべき


加藤諦三さんの本は劇薬です。

いくら「うつ病患者のための〜」というようなタイトルでも、今まさに抗うつ剤や抗不安剤を投与中の方は読むべきではないと思います。

なぜなら、本の言葉の鋭さに心が耐えられないから。

うつ病患者の心は、我慢に我慢を重ねて、ボロボロに崩れた状態です。それをさらに上から踏みつけるような言葉が本の中には散りばめられています。

健常者であれば踏みつけられても耐えられるかもしれませんが、うつ病患者はその力に耐えることができず、より重症化すると思います。

実際、私も1冊目を読み終えた時に相当心に負担がかかり、快方へ向かっていた抑うつ症状が悪化しました。

なので、読むタイミングには細心の注意を払ってほしいです。

 

まとめ

加藤諦三さんの本は勉強になります。いじめる人、いじめられる人、それぞれの心の構造を解剖してくれます。

でも、読むのは心も体も健康になってからをおすすめします。