抗うつ剤、抗不安剤をより強いものに変えました。
ぼうっと物思いにふける時間が増えたのですが、その時に思ったことをつらつらと綴ります。
自分以外の誰かになれと強いられてきた人生だった
思い返せば、私の人生はありのままの私を否定され続けてきた人生でした。
絵を描くな、物事の本質なんかどうでもいいからとにかく一番をとれ、マウンティングをしろ、数的処理能力以外は全く意味がない知識だ、運動も芸術も無意味な才能だ…私の全てを否定され続けて、幼い私は生きてゆくために全てを殺し、ありのままの自分を捨てました。
父が望む理想の娘、それはありのままの私とは正反対でしたが、そうならなければ家の中で生きていくことができなかったから、私は必死でその姿を目指しました。
そして、20年、30年間もそんな生活を続けるうちに、今の抜け殻のような私になってしまいました。
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頑張ろうと思うほど、追い詰められる
何かをしよう、頑張ろうと思うほど、最近はつらい記憶がぶり返して震えや涙が止まりませんでした。
それは、これまでの私にとって「頑張ること」=「ありのままの自分を否定すること」だったからだと思います。
ありのままの自分を否定し続けて、苦しいのに誰にも助けを求められなくて(助けを他人に求めるのは恥ずかしいことだと父は言っていました)、もう死ぬしかないと追い詰められることが「頑張る」ことなのだという感覚が抜けないのです。
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薬はあくまで苦しみを和らげるだけ
抗不安剤や抗うつ剤を飲んでも、こういった考え方の習慣がすぐに変わるわけではありません。
考えの癖を変えるのは自分の努力であって、薬は、希死念慮を緩和させるだけの力しかないのです。
頑張ろうと思わないようにしよう
今は、「頑張ろう」と思わないことを心がけています。
そもそも私は背伸びしようとしたり、頑張りすぎてしまう習慣がついていて、頑張ろうなんて思ってしまうと、自分をより死まで追い込むほど頑張ってしまうのです…。
頑張ろうと思わないこと、ありのままの自分を愛して許すこと、頑張らないそのままの自分を褒めてあげること…今の目標はそれです。
少しずつ、やっていけたらいいな。