規則正しい生活は、うつ病を改善しなかったという話。

うつ病

ここ1週間ほど、とても規則正しい生活をしています。

規則正しい生活はうつ病改善の第一歩とよく言いますが、私の場合、抑鬱状態は逆に悪化していくようです。

強い睡眠薬で強制的に昼夜逆転

最近ずっと眠れなかった(眠れても中途覚醒が多く1時間ほどで起きてしまう)ので、かなり強い睡眠薬を処方してもらいました。

おかげで、薬を飲んでからしばらくすると10時間ほどは夢も見ないほど深く眠れるようになりました。

なので今週は、毎日完徹状態だったのが、今や20:00前後に就寝、6〜7時には起床という理想的な生活になったんです。

食事も3度決まった時間にとり、間食はしません。特に苦もなく、なんだか躁状態のようになりながら、ここぞとばかりに徹底的に「規則正しい生活」を追求しています。

しかし、抑鬱状態はむしろ悪化しているように感じます。

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1日が長く、虚無感が増す

なぜ悪化しているように感じるかというと、起床時間が早いからか、1日が長く感じるからなんです。

私の抑鬱状態は日中特にひどくなります。日光を浴びるとセロトニンが分泌されて抑鬱状態が改善されると聞きますが、私は逆。

日の光を浴びると過去の思い出が次々蘇ってきて、ひどいときは吐きます。

朝早く起きると言うことは、日の出ている時間に長く起きているということ。

つまり、過去のトラウマが蘇る時間が長くなったということです。

なので、規則正しい生活をするほど食は細くなり、過食嘔吐による自傷行為、抗うつ剤の多用をするようになってしまいました。

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「ネットや本でよく聞くうつ病対策」ではなく、主治医に従うべき

ネットやうつ病関係の本を読むと、9.9割方、「規則正しい生活をすることがまず抑鬱状態改善の一歩」と書かれていますが、今回の経験を通じて、「うつ病を改善するのに、必ずしも全員に当てはまる対処法はないんだ」と痛感しました。

あたかも常識のように書かれている抑鬱状態への対処法でも、私にとっては最悪の薬、いや毒でした。

主治医が私に対して生活サイクルの変更など無理しろと言わなかったのは、こういうことだったのかもと、実際に失敗してみて気付きました。

うつ病で苦しんでいるあなた。あなたもきっと、誰か、何かの方法でこの苦しみから救ってくれないかともがいているところだと思います。

どうかまずは何を差し置いても、信頼できる主治医を見つけてください。それに勝る薬はありません。主治医のありがたさを痛感した1週間でした。

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