絵に描いたようなエリート人生からの転落…私はこれからどうなるのだろうと怯え、泣き暮らしています。
苦労を知らずに育ってきた
実家は裕福、私立女子小中高では世間が想像するような女同士の陰湿ないじめなどもなく、誰もが蝶や花よと育てられていました。
生真面目だったので先生からのウケがよく、定期考査でも上位、全国規模の絵画や作文コンクールでもよく賞をもらいました。
大学は都内の有名私立大学に行きました。私立文系では最高峰といわれる学部です。
大学時代が楽しかったとは思わないけれど、対外的に見れば私は明るい人生の真っ只中にいたと思います。
就活は割と早々に決まり、某外銀に入行しました。職場でいじめ尽くされ、心はボロボロでした。それでも、世間一般の人よりも給料がいいということだけを心の支えに仕事場に行っていました。
私の栄光の道は、ここまでです。
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壮絶な職場いじめが残した傷跡
心がいじめのひどさに耐えきれなくなり、壊れました。
脳の一部も損傷し、もう二度と昔の…優秀だと褒めそやされた頃の自分には戻れないと宣告されました。
ショックでした。
これまでなんでも人よりうまく、速くできるのが自分だと思っていました。それをすべて失ってしまった。あの職場の人たちのせいで。
でも、抗うつ剤や抗不安剤を飲んでいなければ怒ることさえできません。
外に出たらまたいじめられる、とあの職場にいた人たちの亡霊に怯えて泣き暮らしています。
自分が30歳になる時、まさかうつ病で心をボロボロにされて寝たきりの生活になり、無職になっているなんて…小学校の頃の私は思いもしませんでした。
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結婚したくない、でも…
私は一生結婚したくないと考えています。子供も欲しくない。
だって、私は自分のことで精一杯で、他人と一緒に人生を添い遂げるなんて無理だと思うのです。
でも、自分一人でこの苦しみを抱えていけるのか、今は主治医や両親が心の拠り所だけれど、いつかはいなくなります。両者ともに私より何十年も先輩だから。
心の拠り所がほしいという渇望が、私を苛みます。
これから自分がどうなるのか、どうしたいのか、もう私にはわかりません。