こんにちは、西表島を満喫中の私です。
西表島の「星砂の浜」は、星型の砂浜がロマンチックな海岸です。
年間50万人もの観光客が国内外から訪れます。
しかし、実際に行ってみると「星の砂がない」「シュノーケリングしたいけど、どうしたらいいの?」など、疑問がたくさんわいてきます(;´Д`)
今回は、現地の最新情報をもとに「星砂の浜を200%楽しむ3つの心得」についてご紹介します。
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そもそも、星の砂って何?
星の砂とは、その名前のとおり「星のような形をした砂」のことです。
西表島の「星砂の浜」は、浜辺全体が星の砂でできています。
それが一躍話題となり、国内屈指の観光スポットになりました。
ちなみにこの星の砂、実は生き物の死骸なんです。
星の砂は、有孔虫(ゆうこうちゅう)という生物の骨格が波で打ち上げられたものです。
普段は、昆布などの海藻にくっついて生活しています。
シュノーケリングすると、生きている姿も見られますよ。
薄ピンクの丸いものが海の中を浮遊していたら、有孔虫だと思ってください。
西表島のビーチの砂浜は、目がさめるほどの白さです。それは、有孔虫の骨でできているから。
日本の海岸の砂浜は、普通、砂でできているので、西表島のビーチほど白くないんですね。
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1.星の砂はないと思え!秘密の採取スポットは「波打ち際」
星砂の浜は、写真中央にある「ペンション星の砂」脇の坂を下りていくと目の前に広がっています。
ただ、現在は、自力で星の砂を見つけることは難しいです。
国内外の観光客が、2リットルボトルに星の砂を詰めて帰るなど、非常識な行為を繰り返したためです。
星の砂がとれるおすすめスポットは、「波打ち際」
そんな中でも、まだ星の砂が残っている秘密のスポットをご紹介しましょう。
浜辺に下りて、1〜2分ほど右手に歩いてください。狙い目は、波打ち際です。
下の写真の矢印部分ですね。
ざっくりと砂を手に取って、星の砂を選り分けましょう。
全ての砂が星形ではありませんが、6〜7割は確認できるでしょう。
星の砂をお土産にしたい方は、一握りほどの量にとどめておきましょう。
甲子園球児のように何キロも持ち帰ってはいけません。
星の砂は、西表島の資源です。
「星の砂を持ち帰りたいのに容器がない!」という方は、ペンション星の砂の売店へ行ってみましょう。
砂を入れるための小瓶(130円)が売られています。
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2.シュノーケリングは満潮時に、島の周りで。エサを忘れずに!
浅瀬でも、色とりどりの熱帯魚を楽しめる
星砂の浜の海は、波が穏やかです。しかも、透明度も高い。
岩場が多いのでシュノーケルも楽しめます。
特に浜の近くにある小島付近では、いろいろな種類の魚が見られますよ!
写真の赤丸で囲んだ部分に、青い魚たちがいるのがわかるでしょうか。
人間に慣れているので、全く警戒せずに近寄ってきてくれます。
サンゴでの怪我防止のため、満潮時にシュノーケリングをしよう
では、いざシュノーケリングをしてみましょう。
シュノーケリングをするなら、満潮の時刻付近がおすすめ。
理由は、サンゴで怪我しないようにするためです。
星砂の浜は、浜辺のすぐ近くまでサンゴ礁が生えています。
干潮時に入水すると、珊瑚を傷つける上に、硬い珊瑚で怪我してしまいます。
浜の干潮時はこんな感じで、近くの小島まで歩いて渡れます。(島には植物が生えているのみで、特に建造物などはありません)
満潮時には、先ほど歩いて渡れた小島があんなに遠くに。
干潮・満潮の時刻は、ネットでも調べられます。
また、ペンション星の砂に「満潮・干潮の時刻表」が貼ってありますよ。
遊泳期間や時間に、制限はありません。浜の利用料金も無料です。
全国の潮の満ち引きカレンダー
http://sio.mieyell.jp/
エサは「ペンション星の砂」で買えるので、ぜひ魚にあげてみよう
星砂の浜でシュノーケリングをするときのポイントは、「エサを持参すること」。
星砂の浜は、年間50万人が訪れる一大観光地のため、いつも人で賑わっています。
そのせいか、魚たちは人間に慣れているので、警戒心が全くありません。
魚肉ソーセージなどを放ると寄ってきます。
八重山列島の中でも、観光地化されていない他の島では見られない光景です。
間近で、色鮮やかな南国の魚たちがみられますよ。
珊瑚の種類は少ないものの、クマノミの大群、サンゴ礁の群林などが見られます。
水中カメラをお持ちの方は、ぜひ写真撮影をしていただきたいです。
3.シュノーケリングの注意ポイント「3つの小島より沖には行かない」
注意点は、星砂の浜前にある3つの小島より沖に行かないこと。
小島の先は、急に水深が深くなるのだそうです。
泳ぎに慣れた方でも、波に流され戻れなくなるので、決して無理しないでください。
シュノーケリング器具のレンタルなど設備が充実。おすすめ!
西表島の浜は、星砂の浜以外は天然のビーチしかありません。
ここでは、トイレやシャワー、更衣室や売店、キャンプ場、レストランが併設されているので、安心して楽しめますよ。
シュノーケル器具のレンタル(1,620円)もしています。
キャンプ場のお問合せは、ペンション星の砂へご連絡ください。
📞 0980-85-6448
波照間島だけじゃない!南十字星を楽しもう
「日本で南十字星が見える島」といえば波照間島ですが、実は、西表島でも見られます。
星砂の浜にごろんと寝転がって、満天の星空を見上げてみましょう。
天の川がくっきりと見えて、星が迫ってくるように感じられます。手を伸ばせば届きそう。
海岸周辺は外灯がないため真っ暗ですが、喧騒を離れ、一人星空を見上げているとロマンチックな気分になれますよ。
梅雨の時期など、雲が多い日は見えにくいのですが、晴れた日には南十字星がはっきり見えます。
ぜひ、シュノーケリングなど昼だけでなく、夜の星砂の浜にも足を運んでみてくださいね。
星の砂海岸へのアクセス
西表島の船着場(仲間港)から星砂の浜までは、車で50分ほど(約38km)。
仲間港から15分ほど歩くと集落があり、そこでレンタカーを借りることができます。
ただ、6〜8月のオンシーズンの場合、当日予約では借りられません。
もしレンタカーを借りようか悩んでいるなら、事前に予約しておきましょう。(西表島にレンタカー屋さんは3つだけで、各店、持っている車の台数もさほど多くないのです)
もし宿泊施設が決まっていれば、宿泊先に船の到着時刻を伝え、お迎えを頼んでもよいでしょう。
宿泊施設は星砂の浜付近に集まっているので、一旦宿に荷物を置いてから向かえば、軽装で浜へ行けます。
[aside type=”warning”]西表島にタクシーはほぼ走っていません。
移動手段は基本的に車(レンタカー)もしくは宿の車のいずれかと考えてください。
西表島に到着後、放浪する羽目にならないようご注意を![/aside]
- 星砂の浜で「星の砂」をとるなら、浜の右手へ1〜2分、波打ち際が狙い目。
- シュノーケリングするなら、満潮時に。魚肉ソーセージは必須アイテム。
- 波照間島だけじゃない!晴れの日には、南十字星が見られる。
西表島から波照間島までは、船で40分くらいです。
波照間島は、西表島ほど観光客がいません。だから、人の手がくわえられていない美しい自然をたっぷり堪能できるんです。
波照間島には、アジアNo1ともいわれる美しいビーチ「ニシ浜」があります。
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白い砂浜・青い海ももちろん美しいですが、海に沈む夕日も言葉を失うほど美しいですよ〜!
個人的には、西表島までいらした方には、ぜひ波照間島にも寄って帰ってほしいですね。
波照間島でのんびり夕日を見て帰りたいという方向けに、以下では波照間島の宿泊施設情報もまとめています。
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「波照間島にはどんな宿泊施設があるの?」「料金はいくら?」など、いろんなポイントから宿泊施設をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください(・∀・)