「ゲド戦記」でうつ病の私が命について考えた話

「ゲド戦記」を初めて観たんですが、生きることにも死ぬことにも悩む人に刺さる映画だな…と思いました。

死にたいのも死にたくないのも、生きるのが怖いから

一番刺さったのが、主人公アレンが少女テルーに言われたセリフでした。

「死にたいのも、死にたくないのも、生きるのが怖いからでしょう!」

自分なんて、とか、死にたいと思うことは、うつ病になってから数えきれないくらい考えました。

でも、それは生きるのが怖いからでしょう、と言われてハッとしました…。まさにそのとおりだと…。

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命はいつか終わるのに大切にできるのか?

アレンは「命はいつか終わるのに大切にできるのか?」とひとりごとのようにテルーに尋ねます。

これもとてもよく分かる…いつか終わるものなのに、どうして生きなければならないのか、大切にしなければならないのか、なぜ命を繋いでいかねばならないのかと、うつ病を発症してからこれまで5年間、発狂しそうなくらい何度も考えました。

それに対するテルーの答えは、「生きることと向き合いなさい、命は巡るもの、生きることと向き合えば死を恐れなくなる(意訳)」でした。

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生きることと向き合う原動力は愛と勇気

アレンはきっとひとりで旅をしていたなら、生きることと向き合うことも、死を恐れなくなることもなかったと思います。

アレンが死への恐怖や自殺衝動を抑えられたのは、ハイタカやテナー、テルーとの出会いがあり、彼らを大切に思う気持ちが生まれたから。

私にとってのハイタカたちは誰だろうと改めて考えさせられました。

死にたい人、死ぬのが怖い人に観てほしい作品でした。もう一度観たいな。