カール・イグレシアス「「感情」から書く脚本術」のネタバレ感想

雑談

カール・イグレシアス「「感情」から書く脚本術」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

あらすじ

<あらすじ>
人は感情を動かされるために、映画のチケットを買い、数時間を費やすのです。
本書の原題は「Writing for Emotional Impact」、つまり「感情的なインパクトを起こすための書き方」です。
読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。

 

こんな人におすすめ

  • 感情を揺さぶる脚本術をあますところなく知りたい!🥺
  • 洋書を読むのに慣れている(分厚い本にも抵抗がない)📚
  • 面白い脚本・小説・シナリオが書きたい!✍️

 

ネタバレ感想

良い点:「良い脚本」の要素をあますところなく知られる

「良いストーリーとは何なのか」を徹底的に教えてくれます。例えば有名な作品を例に挙げて、それを分解し、要素に分けて「なぜ感情を揺さぶられたのか」を教えてくれます。

つまり、その要素を組み合わせれば自分もウケるストーリーを書けるので、「良いストーリー」を書くための再現性がとても高いです。

 

悪い点:内容が重複している、冗長に感じる

洋書あるあるですが、本を分厚くするために無理やり書いたのでは?と思われる箇所がちらほらありました。例えば、内容が重複していたり。

だらだらと長く書いているように感じるので、日本の要点だけを押さえた本の書き方とはかなり違います。洋書を読むのに慣れていたり、分厚い本を読むのに慣れている人には良いと思います。

 

まとめ

小説やシナリオを書く時、辞書的な感じで置いておきたい本です。読むと確実に自分の血肉になったと感じます。

読者の感情を揺さぶるテクニックが具体的に書かれているので、ストーリーを書く際に自分はどのテクニックを使って書くか?をこの本から引いて書いていくと面白そうです。

分厚い本なので読了時の達成感もあります。「これだけの本を読んだのだから自分には良い作品を書けるはず」という自信にもなります。

趣味や仕事で物語を生み出す人たちの手元にあると、必ず役に立ってくれそうな一冊です。

「感情」から書く脚本術
作者:カール・イグレシアス
人は感情を動かされるために、映画のチケットを買い、数時間を費やすのです。本書の原題は「Writing for Emotional Impact」、つまり「感情的なインパクトを起こすための書き方」です。読者や観客の感情を掻き立て、心をつかんで離さないためのあらゆる設計を、あますところなく伝授します。

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