「誰にも愛されない」と絶望したら聞いてほしい名曲、「あなた」

「自分なんか、誰にも愛されてないんだ」「自分なんて大嫌いだ」と悲しくなる時、ありますよね。

そんな時、私はいつも聴く曲があります。

宇多田ヒカルの「あなた」です。

この曲を聞くと、孤独がすうっと溶けてなくなるんですよね。

今回は、なぜ「あなた」を聞くと孤独感が薄れるのかについて、徹底考察してみました。

「最近自分を好きになれないな」「さびしいな」と思っているあなた、ぜひ聞いてみてくださいね。

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学業や人間関係で失敗すると、「自分なんか」って思いませんか

テストでひどい点をとってしまった、家族や友人とケンカをした、仕事でミスをした…

そういう失敗をした時、あなたは「どうせ自分なんか誰にも愛されてない」「私は私が大嫌いだ」って思いませんか。

「自分なんていなくていい」「死にたい」と悲観的になりませんか。

そんな時、私はいつも、宇多田ヒカルの「あなた」を聞いています。

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宇多田ヒカルの「あなた」を聞いてみよう

宇多田ヒカル「あなた」

 

あなたのいない世界じゃ
どんな願いも叶わないから
燃え盛る業火の谷間が待っていようと
守りたいのはあなた

あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代わり映えしない明日をください

一日の終わりに撫で下ろす
この胸を頼りにしてる人がいる
くよくよなんてしてる場合じゃない
Oh ただの数字が特別になるよ

あなたと歩む世界は
息を飲むほど美しいんだ
人寄せぬ荒野の真ん中
私の手を握り返したあなた

あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代わり映えしない明日をください

戦争の始まりを知らせる放送も
アクティヴィストの足音も届かない
この部屋にいたい もう少し
Oh 肌の匂いが変わってしまうよ

あなたの生きる時代が
迷いと煩悩に満ちていても
晴れ渡る夜空の光が震えるほど
眩しいのはあなた

何時聞かれようと
変わらない答えを聞かせてあげたい
なんと言われようと
あなたの行く末を案じてやまない

終わりのない苦しみを甘受し
Darling 旅を続けよう
あなた以外帰る場所は
天上天下 どこにもない

まずは歌を聴いてみてください。

Short Versionなので1番までしか聞けないんですが、自分の心の中にある「モヤモヤした孤独感というかたまり」がすっと溶けていく感じがしませんか?

この曲を聞くとなぜ孤独感が薄れるのか、それには論理的な理由があるんです。

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歌詞にあふれる、共依存的愛情+守護的愛情が孤独を癒やす

なぜ「あなた」が私たちの孤独感を癒やすのか。

理由は、「共依存的な愛情と守護的な愛情にあふれた歌詞」が理由です。

実際に、歌詞を読み解いていきましょう。

あなたのいない世界じゃ
どんな願いも叶わないから
燃え盛る業火の谷間が待っていようと
守りたいのはあなた

あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代わり映えしない明日をください

1段落目の歌詞では、歌っている人(主人公)は「あなた」に対して、「守りたいのはあなた」と守護的な愛情を見せています。

一方、2段落目では、「あなた以外なんにもいらない」と、共依存的な愛情を見せています。

 

さて、なぜ「あなた」を聞くと孤独感が薄れるのかという問題ですが、孤独をつらい、苦しいと感じる人は、どんな人なのでしょうか。

答えは、簡単です。

孤独をつらいと感じる人は、自分を愛していない人です。

自分で自分を愛しているのならば、誰かといなくても幸せなのです。

なぜなら、自分はありのまま生きているだけで愛おしくて、大切な存在だと自分で思っているから。

でも、自分を愛していない人は違います。

自分が嫌いだから、自分は愛せない「自分」を誰かに認めて愛してほしい、誰かに愛されていれば私は生きている意味があるはずだ、と必死で自分以外からの愛を求めるのです。

自分を愛していない人は、自分で自分を愛せません。

だから、他人から愛情をほしがります。

 

そして、他人からの愛情で最も濃度の濃いものは何かというと、それは「依存」です。

「あなたがいなければ生きていけない」という状態こそ、愛の最も濃度の濃い状態です。

相手と自分の境界線がなくなり、一心同体になる感覚こそ、他人からの愛情に飢えている人が最も幸せだと感じる状態なのです。

 

自分が嫌いな人は、他人から依存されることで自分の存在意義を感じます。

あなたがいないと生きていけない、とすがられることで、生きていていいんだ、私は愛されているんだ、私は価値ある人間なんだと感じられるのです。

だから、共依存的な弱さを見せられると、ほっとする、安心できるんですね。私は生きている意味があるんだ、生きていていいんだと思えるから。

第3段落の歌詞では

一日の終わりに撫で下ろす
この胸を頼りにしてる人がいる
くよくよなんてしてる場合じゃない
Oh ただの数字が特別になるよ

「この胸を頼りにしている人がいる」と、相手も自分も完全に依存しきっている状態が分かります。

それが、自分を嫌いな人達、自分を愛せない人たちにとってはほっとできる状態なんです。

 

そして、自分を嫌いな人は、自分は自分を嫌いだけど、誰かに愛されている自分になってこそ、やっと価値があると思えるのです。

自分を嫌いな人は、いつも不安でいっぱいです。

誰かに愛されなくなるのではないか、捨てられるのではないかと怯えています。

本当は、誰かに「愛しているよ」と守って欲しい、「大丈夫だよ、ずっと一緒だよ」と抱きしめてずっと一緒にいてほしいのです。

だからこそ、第1段落の歌詞で「燃え盛る業火の谷間が待っていようと 守りたいのはあなた」と言われると心がときめくのです。

守られたい、愛されたい、そういう心の叫びを受け止めてくれる誰かがいたらいいのにと常に苦しんでいるから。

 

なぜ私たちはこんなに自分が嫌いなんだろう?

では、なぜ私たちはこんなに私自身が嫌いなんでしょうか。なぜ愛せないんでしょうか。

それは、あなたが幼少期に、ありのままのあなたでは愛されなかったからです。

いい子にしないと、愛されなかった。

勉強ができないと、愛されなかった。

父や母の望むような態度をとらないと、愛されなかった。

あなたに、そんな経験はありませんか。

ありのままで愛されたいのに愛されないと、「私はそのままの自分では愛される価値が無いんだ」と思い込んでしまうのです。

自分では、ありのままの自分で生きていても価値がないと思っている。

でも、生きたい、生きなければならない。

だから、自分を嫌いなあなたは、誰かに「生きていてほしい」と言われたがっているのです。

そして、誰かに「愛している」「あなたが必要だ」とずっと言ってほしいから、そばに誰かがいないと寂しく感じるのです。孤独をつらいと感じるのです。

 

でも、「自分を愛してくれる誰か」に依存した生活は、とても苦しいものです。

なぜなら、24時間365日、いつも一緒にいて愛を囁いてくれる人なんて存在しないから。

自分自身を愛せたら、寂しいなんて思わずに人生を謳歌できるのに。人生がいつも幸せなのに。

そう思いませんか?

 

自分を愛せたら、孤独はなくなる

自分を愛せるようになったら、孤独なんて感じません。

自分を愛している人は、他人と一緒にいようと自分ひとりでいようと、同じなのです。

自分が大好きだから、自分が何をしても、自分自身が一番のファンだし、心から自分の行動を応援できます。

だから、何をしても楽しいのです。

自分が嫌いな人は、自分が何をしても、誰かに愛されるかどうかを気にしてしまいます。

そして、愛されないととてもつらくなってしまう。

何をしてもビクビク怯えてしまうし、さびしいし、悲しいのです。

自分を愛せるようになったら、「ひとりだから何?別に誰かといるときもひとりでいるときも変わらないよ」「毎日、大好きな自分と一緒にいられて幸せだよ」って思えるようになるんです。

 

自分を愛するにはどうしたらいいの?

じゃあ、自分を愛するにはどうしたらいいんでしょうか。

その答えは、実はとてもシンプルです。

自分を愛するには、とにかく自信を持つことです。

自信がないと、何かに依存したくなるし、頼りたくなるし、守って欲しくなります。

では、自信を持つにはどうしたらいいんでしょうか。

それは、「誰かに負けないくらい頑張っている!」ということを何か作ればいいのです。

一心不乱に、まわりなんてどうでもいい、外野はうるせえって思って何かを一生懸命やっていると、何かがすごく上手になってきます。

別に世界一とか日本一にならなくていいです。

自分で自信がもてるくらい一生懸命やってみるんです。

そうすると、私にはこれがある、他人から何かをばかにされたって、さげすまれたって、私はこれが優れているんだ、誰にも負けないんだと自信が持てるようになります。

自信を持つには、まず何かに一生懸命打ち込んでみることです。

何かに一生懸命打ち込んでも、自信が持てないという人もいますよね。

そんな時は、自信が持てるまでやり抜くのです。

ひたすらやり続ける、やり続けると、ライバルが見えてきます。

そして、ライバルを追い抜かし、独走し続けるのです。

あなたの道をとにかく走り抜けるのです。

そうすると、知らない間に、誰も追いつけないくらいあなたはその分野に詳しくなって、結果を出せるようになって、自分のことを褒めて、認めてあげられるようになるでしょう。

孤独がつらいと思ったら、まず何かを一生懸命、1分でも、30分でもいいからやってみましょう。

それをずっと続けてみましょう。

ひとつのことをやり続けるのが苦手、という人は、もちろん同じことじゃなくてもいいです。

とにかく何かに没頭してみましょう。

それが徐々に、孤独を癒やす手段じゃなくてあなた自身の自信や自尊心を形作り、孤独なんてものに負けず、あなた自身を愛するきっかけになります。

自分を愛するには、まず自信を持つことです。

自信を持つには、まず何かを一生懸命やってみること。

今日から、今から、何かやってみましょう。

あなたの好きなことをやって、あなた自身を愛してあげられるようになりましょう。

 

それでも孤独がつらくなったら「孤独こそ人生の基本」と思おう

私は文章を書くのが好きです。

自分の文章で、誰かの心を癒せたり、楽しませられることが何よりも幸せです。

でも、毎日ひたすらパソコンの画面に向かっていると、時々ふと強烈な孤独感に苦しめられます。

私はいつ死んでも誰にもわかってもらえないんだろうな。

ひとりぼっちだな。

そんな思いが、頭を駆け巡って、胸がふさがれたような気持ちになります。

そんな時は、私はいつも「孤独こそ人生の基本なんだ」と思うようにしています。

目をつぶってみましょう。

そうすると、あなたは何も見えなくなります。

世の中にあなたがひとりで、いつも妬ましく思う誰かも、連絡をくれない恋人も、イヤな上司も、楽しげにしている他人も、何もいなくなります。

それが、心の基本の状態なのです。

人間は、世間とのつきあいやつながりばかりに心を奪われて、自分だけで立っている、その心の状態を忘れてしまいがちです。

でも、外の世界とは別の、あなたの心の中の世界というものは、確かに存在します。

そして、その心の中の世界こそが、基本の状態なのです。

ひとりでいる自分の心が、基本なんです。

外の世界とのつながり・関係は、+αにすぎないのです。

だから、決してさびしい、孤独だと悲観しなくていいんです。

外とのつながりは、決して人とだけではありません。

土や木、空、星…いろんなものとあなたはつながれます。

だから、決してひとりぼっちだなんて思わなくていいんです。

誰かに愛されないと嫌だ、怖いだなんて思わなくて大丈夫。

もしあなたが孤独に悩まされてつらくなったら、目を閉じてみましょう。

ここにある、あなたの目、手、足、胴体…そして、体を支えるベッド、イス、建物、土、空、星…そう考えてみると、あなたはいろんなものとつながっていることを感じられるでしょう。

決してさびしいなんて思わなくて大丈夫。

あなたには、たくさんのつながりがあります。

孤独でつらくなったら、思い出してみてくださいね。