下剤乱用、体重激減‥過食嘔吐で得たもの、失ったもの6選

こんにちは。過食嘔吐を始めて10年、なまけりー(@namakerie)です。

過食嘔吐を始めて、失ったもの・得たもの‥

過食嘔吐11年目になろうとする今、改めて過去を振り返ってみました。

本記事は決して過食嘔吐を推奨するものではありません。

でも、「過食嘔吐で悩んでいる人はこんなことを考えているんだよ」という一例として見ていただければ嬉しいです。

今、過食嘔吐で悩んでいる方、ストレスの吐出口が分からなくて苦しんでいる方‥

そういった方の心に寄り添えられたら、幸いです。

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過食嘔吐になって得たこと3選

まずは、過食嘔吐で得たことです。

過食嘔吐は自傷行為なのでおすすめできませんが、じゃあどうして私たちは過食嘔吐をやめられないのか。そこに何か快感があるからじゃないのか?と思いますよね。

ええ、まさにその通りなんです。

過食嘔吐自体も快感を引き起こすものでありつつ、過食嘔吐を繰り返すことで、色々身についたスキルもあるんですよね。

なので、過食嘔吐をなかなかやめられないんです。

過食嘔吐患者から見て、「これは生きていく上でメリットだな」と思ったことを挙げていきます。

吐くことに慣れているので、酔い過ぎない・食べすぎない

皆さんは、大学入学と同時に「新入生歓迎会」とかでお酒をしこたま飲まされませんでしたか?

高校まで全く飲んだことがなかった、アルコール。

男性は、一気飲みなどを強要された方もいたんじゃないでしょうか。

過食嘔吐患者は、吐くことに慣れています。

なので、一気飲みさせられても、全部ザーッと吐き出せます。何の苦もなく。

でも、健常者の方々は「自分の意思で吐いた経験」がありません。

なので、食べ過ぎたり飲みすぎたりして意識を失ったり、二日酔いになったり、太ったり‥

そういった災難に見舞われている人が多かったように思います。

その意味で、私たち過食嘔吐患者は楽です。

自分が吐きやすい姿勢や、喉への指の入れ方を知っています。

食べすぎた、飲みすぎたと思ったら、自由に吐けます。

なので、食べ過ぎる、飲み過ぎることがないんです。

ほとんど太らずに、好きなものを好きなだけ食べられる

世の中には、一度に5kg、6kgといった食事を一気に食べられる人たちがいます。

そういった方々を大食いと呼びますが、中には過食嘔吐患者も含まれているのだそう。

彼らは、驚くほど痩せています。

なぜなら、体内で食事が栄養に変わる前にすべて吐いているから。

脂っこいもの、甘いもの、そういった「太る食べ物」を好きなだけ食べても、太ることはありません。

全部、吐き出すから。

若い女性は、「好きなものをおもいっきり食べたい」という欲求とはうらはらに、「痩せたい」「美しくなりたい」という欲求があるでしょう。

そんな時に、好きなものを好きなだけ食べても痩せている過食嘔吐患者は羨ましく思えるのではないでしょうか。

吐瀉物の飛ぶ場所を把握しているので、トイレ掃除がうまくなる

これは蛇足かもしれませんが、過食嘔吐患者はトイレ掃除が上手です。

理由は、いつもトイレで吐いて片付けまでするから、「どこに吐いたものが飛ぶか」を知っているんですよね。

トイレではなく、キッチンの流しとか、お風呂場とかで吐く方もいるでしょう。

キッチンの流しではここに飛ぶ、お風呂場だとここに飛ぶ、というのは、経験則で分かってくるんですよね。

なので、過食嘔吐患者は水回りの掃除が上手です。w

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過食嘔吐で失ったもの3選

過食嘔吐で失ったもの‥それは「得たもの」に比べてかなり深刻なものばかりです。

年相応の、健康な体内環境

私は今26歳ですが、以前内科で計測してもらったところ、体内環境は52歳でした。

2倍以上も年上の人と、体内環境は同じなんです。

理由は、吐いたり下剤を乱用したせいで、消化器官が激しく傷つけられたせいだとか。

体内環境が年老いていることで、どんな問題が起きるか。

例えば、老人しかかからないような病気にかかります。

外見も、同年代の人よりも老けています。細胞自体が年老いているからだそうです。

20代前半の頃は、「好きなだけ食べても痩せたままでいられる!」と、過食嘔吐を激しく繰り返していました。

でも、今になって外見の衰え、体内の衰えに愕然としています。

年齢だけは若いけれど、私の中身は母と同年代です。

こんな未来、過食嘔吐を始めた時は想像もしていませんでした。

健康な歯

長生きする一番の要因は、健康な歯があることだそうです。

私はきっと長生きできません。

なぜなら、何度も繰り返した過食嘔吐のせいで、歯が溶けているから。

過食嘔吐をすると、胃酸という強い酸が歯を何度も侵食します。

胃酸が歯を溶かし、健康だった歯は薄く脆くなるんです。

「胃酸で歯が溶けないように、吐いたあとはすぐに水で口をゆすいでください」と歯医者さんには口酸っぱく言われていたんですが…

吐いた後は必ず口をゆすいでいましたが、過食嘔吐を週に5回以上、1日に4〜5回していた生活のせいで、先に歯の方が壊れてしまいました。

食事を楽しむこと

過食嘔吐を始めて一番辛かったことは、食事が楽しくなくなったことですね。

私自身は、過食嘔吐に波があります。

週に何度もしてしまうこともあれば、数週間にわたり全くしないことも。

過食嘔吐がひどい時は、食事はすべて「吐くべきもの」にしか見えません。

詰め込んで吐くだけのもの。食べ物は、自分を苦しめる拷問道具ですね。

過食嘔吐をしすぎてこんな風に内出血することは珍しくありません。正しく、拷問ですね‥。

食事を素直に楽しみたいのに、と泣いたことは何度もあります。

食事が普通においしいと思える、楽しめるのは普通のことじゃないんですよ。

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過食嘔吐は専門医が少なく、なかなか治らない。一度でも手を出したら終わり

過食嘔吐は、麻薬のようなものです。

「食べたい」と「痩せたい」の間でゆらぐ女性にとっては、過食嘔吐は甘美な行為でしょう。

でも、麻薬と同じで、一度手を出すとくせになって治りません。

その上、麻薬とは違い、専門医も特効薬もありません。

過食嘔吐に安易に手を出すと、私のようになります。

食事を楽しめず、老人のような体内環境と外見に苦しむことになるんです。

今、「食べたい」と「痩せたい」の間で悩む女性たちに伝えたい。

過食嘔吐だけは絶対に手を出してはいけません。

一度手を出せば、破滅の道を歩むことになります。

人生を棒に振らないためにも、あなたの未来のためにも、過食嘔吐にだけは手を出さないようにしましょう。

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