こんにちは、波照間島でバカンス中の私です。
日本最南端の有人島として有名な、沖縄・波照間島。
トリップアドバイザーで日本第2位に輝いた「ニシ浜」や幻の泡盛「泡波」など、レジャーもグルメも魅力たっぷりです。
この島、実はたった2時間のサイクリングで一周できちゃうんです。
今回は、これであなたも波照間マスター!波照間島サイクリングコースガイドをご紹介します。
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波照間島には、1周2時間で回れるサイクリングコースがある
波照間島には、島を一周できるサイクリングコースがあります。
島の周囲は約14.8kmとミニサイズなので、約2時間もあれば1周できます。
なので、日帰り旅行など「波照間島には2〜3時間しかいられない!」という場合でも、島の名所をしっかり満喫できますよ。
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サイクリングコースの特徴は「坂が多い」
サイクリングコースは舗装されているので走りやすいのですが、坂が多いです。
体力に自信がない方は、電動自転車や原付を使いましょう。1時間半くらいで回れます。
レンタルバイクやサイクルの料金はだいたいこんな感じですね。
港近くの「オーシャンズ」というレンタルショップでは、レンタカーが借りられます。
ただ、車だと、30分程度で島の観光地を見終えてしまいます。
ちょっと物足りなくなるかも。
早く観光し終わっても、波照間島から他島への船は1日に3〜4便(4月〜9月末までは3便、10月頭〜3月末までは3便)しかありません。
運行情報については、安栄観光の公式ホームページを参考にしてみてください(・∀・)
風が強い日は欠航することも多いです。
もし少しでも時間があれば、自転車やバイクを借りましょう。
暑くても、島の風景をのんびり見つつ観光した方が楽しいですよ。
東京や大阪では感じられない、ゆったり流れる波照間時間(はてるまじかん)を感じられます。
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レンタルショップ・宿で、バイクか自転車を借りよう
「オーシャンズ」か「クマノミ」で、バイク・自転車を借りる
波照間島にはレンタルショップが2店あります。
[aside type=”warning”]ネットではSUN輪舎(さんりんしゃ)というお店の情報もありますが、こちらは2010年9月に廃業されたので要注意。[/aside]
レンタサイクル、レンタバイクの料金はこんな感じですね。
オーシャンズにもクマノミにも、原付は60cc(1人乗り)と90cc(2人乗り)があります。
ただ、置いてあるバイクの台数が少ししかありません。
なので、バイクを使いたい人は早い者勝ちです!
私はオフシーズンの5月末に行きましたが、当日予約では使えませんでした。
もし原付か電動自転車を使う場合は、早めに電話予約することをオススメします。
泊まっている宿で自転車を借りる
普通の自転車であれば、無料でレンタルしている宿もあります。
私が泊まった民宿「うるま家」では、自転車6台と車1台が24時間使い放題でした。
ただ、波照間島は海に囲まれているので、自転車は海風の塩でさびています。
めちゃくちゃ漕ぎにくいです。
怪我しないよう、肌は露出しすぎないのがポイント!
あと、波照間島内には、「水着で出歩かないでください」というポスターがよく貼られています。
ニシ浜で泳いだ後、そのまま宿まで帰ってきちゃう人が多いんですね。
島民にとっては生活する場所なので、あまり過激な格好でサイクリングしないように注意しましょう。(^^;)
バイク・自転車が借りられたら、いよいよ波照間島サイクリングです!
波照間島おすすめ観光スポット6選
島の西側には有名観光スポットが多く、東側にはB級観光スポットが集まっています。
どちらから回るかは、あなた次第。
西側は「美ら海絶景コース」エメラルドブルーの海・白い砂浜を堪能しよう
西側のコースは、観光スポット4ヶ所とも、サイクリングコースの近くにあります。
大きな道路沿いに走っていればいいので、不安なくたどり着けますよ。
観光スポットは、エメラルドブルーの海が美しいビーチ「ニシ浜」「ベー浜」「ハマシタン群集」、そして、島唯一の製糖工場です。
波照間港からのアクセスは、下の地図を参考にしてみてくださいね。
1.まるで海外リゾート!?海と空の境界線を見失う「ニシ浜」
波照間島といえば、ニシ浜です。
波照間旅行に来られる方のほとんどが、このビーチ目当てではないでしょうか。
どこまでも続くエメラルドブルーの海と空、白い砂浜。
まるで海外リゾートのような光景が広がっています。
ニシ浜では、八重山諸島でしか見られない魚が多くみられます。
ぜひシュノーケリングを体験してほしいです。
2.波照間島の海を、ひとりじめ。プライベートビーチのような「ベー浜」
ベー浜は、ニシ浜の東側にある小さなビーチです。
サンゴの上にハマシタンが群生しており、良い具合にニシ浜の喧騒がさえぎられます。
まるでプライベートビーチのようです。
波照間島のビーチは、場所によって様子が全く違います。
ニシ浜とベー浜は、きめの細かい砂浜と遠浅の海。
ベー浜の東にあるペムチ浜は、ゴツゴツした粒の大きい砂浜で、波打ち際近くにサンゴの岩肌が荒々しく盛り上がっています。
ビーチの特徴を比べるのも、波照間島観光の楽しみの1つです。
3.樹齢は数百年、生きる天然記念物「ハマシタン群生」
ハマシタンは、サンゴの上で太い幹をぐねぐね曲がりながら育っていく植物です。
波打ち際の岩場に生えていて、巨大な盆栽のようです。
ベー浜や毛崎ビーチにたくさん生えています。
ただの植物のようですが、実は沖縄県竹富町の天然記念物にも指定されている貴重な植物なんですよ。
群落内には20本以上の大木が生えており、大きいものでは、高さ3.5メートル程、幹の周囲は2メートルにも及びます。樹齢数百年にも及ぶといわれている木もあるそうです。
4.絶品黒糖はここで作られる。波照間島でたった1つの「製糖工場」
波照間島唯一の製糖工場は、ニシ浜から徒歩2〜3分のところにあります。
波照間島はサンゴでできた島です。
島の土に含まれたミネラルを吸収して育ったサトウキビは、とても甘いのに、後味はすっきりと爽やかです。
工場内の見学等はできないものの、ティファニーブルーの外観がとても美しいです。
島内の販売所では、製糖工場で作られた、できたての黒糖スイーツや入浴剤などが購入できます。
ぜひ覗いてみてくださいね〜〜(*゚∀゚)
次は東側です!西側では海の観光スポットを堪能したので、東側では陸地を堪能しましょう。
東側は「ド定番+B級スポットツアー」波照間島といえばココは外せない!
東側の観光スポットは、サイクリングコースから少し外れます。
でも、ココに行かなきゃ波照間島に行ったとは言えません!
日本最南端の碑と星空観測タワーです。
1.日本最南端の碑
波照間島といえば、人が住んでいる中では日本最南端の島です。
この記念碑を見ると「波照間島に来たんだなあ」と実感する人も多いのではないでしょうか。
日本最南端の碑の横には、龍をかたどった道の中に47都道府県から持ちよられた石が埋められています。
なぜ龍かというと、この日本最南端の碑を守る神様をイメージしたのだそう。
自分の出身県の石があるか、探してみましょう〜(●´ϖ`●)
2.星空観測タワー
星空観測タワーは、望遠鏡が壊れている上に不定休なので、ほとんどの観光客は寄り付きません。
でも、波照間島マニアには大好評なんです。
なぜなら星の説明がとても丁寧で詳しいから!
島民の方が波照間島の伝説なども話してくれるのだそうで、飽きないと評判です。
一度は行ってみてもいいかも。
もし時間に余裕のある方は、星空観測タワーから東に進んで「波照間空港」にも行ってみてください。
きれいな空港なのですが、航空事故が起こってしまったらしく今は使われていません。
もしまた使われるようになったら…という妄想をするのも楽しいです。
寄り道してほしいのは「パーラーみんぴか」「モンパの木」
そして、もし波照間島の滞在時間にもう少し余裕があれば、ぜひ寄り道してほしいお店が2軒あります。
パーラーみんぴかで、波照間産の純黒糖をたっぷり召し上がれ
「パーラーみんぴか」では、10種類近くのかき氷を発売しています。
その中でも特におすすめなのが、波照間島産の黒糖を使ったかき氷。
みんぴかスペシャル(500円)。これが、めちゃくちゃ美味しいんです!
かなりのデカ盛りなのにたったの500円!安い!
高さ20cm近くはあるかき氷に、黒糖ときな粉がこれでもかとかかっています。
「黒糖ってこんなに美味しかったっけ?」と衝撃を感じてほしいです。
お店の外観も可愛らしいので、女性観光客には特に人気スポットになっています。
黒糖は島内の販売店ならどこでも購入できるので、ぜひ自分や家族、友人へのお土産にどうぞ。
「パーラーみんぴか」で幸せな気分になったら、隣の「モンパの木」も行ってみましょう。
「モンパの木」で、いつでも波照間気分になれる装飾品をチェック!
波照間島にはお土産やさんが3店しかないのですが、ここが一番品揃えが充実しています。
他2店は、波照間港にあるのですが、店舗面積が小さいのでお土産物はTシャツしか置いていません。
ここでは、幻の泡盛「泡波」の製造所のマーク入りTシャツやロングスカート、珊瑚のアクセサリー、ステッカーなどが売られています。
Tシャツなど服類は、どれも2000円台から購入できます。
どの商品もカラフルで、いかにも南国といった雰囲気です。
見ているだけでも楽しいので、ぜひ覗いてみてください。
サイクリングコースを一周するだけなら、見どころは「一面のサトウキビ畑」と「食用ヤギの放牧」
ここまでは、サイクリングコースから外れたりしつつ観光するコースをご紹介してきました。
しかしスケジュールが詰まっていて、観光できない時もありますよね。
そんな時のために、ココだけは!という「押さえておくべき見どころ2選」をご紹介します。
♪ざわわ、ざわわ、ざわわ〜。見渡す限り広がる、サトウキビ畑
波照間島で最初に感動するポイントは、「見渡す限り広がる、サトウキビ畑」です。
森山良子の「ざわわ・・」を思わず口ずさみたくなります。
どこまでも続くサトウキビ畑は、まるで外国のようです。
放牧されている食用(!?)ヤギ
そして、放牧されているヤギ。
これはいずれ沖縄名物「ヤギ汁」となって島民の腹に入る食用のヤギです。
ヤギ汁は、沖縄ではお祝いごとの際に食べる貴重な精進料理なのだそう。
すさまじい獣臭がしますが、かなり精がつくそうですよ。
勇気のある方はぜひ島内の「あがん」という居酒屋で食べてみてください。
ヤギはとても人懐っこいので、繋がれていない子ヤギが足にまとわりついてきます。かわいいです。
ハイジのユキちゃんを思い出します。
ただ、機嫌が悪いと噛まれるそうなので、ヤギの口の前に手を出してはいけません。
波照間島には病院が1軒しかない上に不定休なので、当日に手当てできない可能性がありますw
- 波照間島は1周2時間で回れる
- 原付と電動自転車は早い者勝ちなので、なるべく早く電話予約しよう。
- サイクリングコース沿いのおすすめ観光スポットは、西側4か所。東側2か所。
- ただサイクリングコースを1周しても楽しい。見どころは「一面のサトウキビ畑」と「食用ヤギの放牧」
- 寄り道してほしいのは「パーラーみんぴか」「モンパの木」。黒糖を味わってほしい!
波照間島は1周2時間で回れる、小さな島です。
でも、波照間島にはたくさんの見所があるので、日帰りするのはもったいない!!
できれば、皆さんにはニシ浜に沈む夕日を見ながら、幻の泡盛「泡波」を堪能してほしいです。「波照間島に来たな〜」としみじみ実感してほしいです。
というわけで、波照間島の宿泊施設情報をまとめてみました。
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「波照間島にはどんな宿泊施設があるの?」「料金はいくら?」など、いろんなポイントから宿泊施設を調べています。
波照間島でのんびりしたいあなたは、ぜひチェックしてください(・∀・)