はやみねかおる「めんどくさがりなきみのための文章教室」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
めんどくさがりな人ほど、文章の才能がある―「名探偵夢水清志郎」「都会のトム&ソーヤ」などの大人気シリーズで知られる著書累計510万部以上の作家はやみねかおる初の実用書!
だれでも文章が上達する方法を、ぽっちゃり猫が小説形式で楽しく教えます。
作文、メール、レポートから小説まで、これ1冊で書ける!
こんな人におすすめ
- もっと文章が上手く書けるようになりたい
- はやみねかおるさんの文章が好き
- 堅苦しい指南書は好きじゃない
ネタバレ感想
「だれでも文章が上達する」という文章からは、人それぞれ想像することが違います。
例えば今ほんっとうにアレルギーを起こしそうなくらい文章を書くのが嫌いな人が「上達」するのと、日頃から文章を書くのが好きでもっと上手くなりたいと「上達」するのは、だいぶ文章レベルに差があります。
何を言いたいかというと、「上達」という言葉に求めるレベル感は読者によってそれぞれ違うということです。
私の場合は文章を書くのが好きで、かつはやみねさんの作品(特に「夢水清志郎シリーズ」)の大ファンなので、少しでもはやみねさんのような、読みやすく引き込まれる面白い物語が書けたらと思い購入しました。
本書に書いてあるのは「文章を書く上での基本」です。徹底的に基本を教えてくれます。小手先の技術ではないからこそ、私には響くものがありました。短い文章ほど書くのが難しいとか、いろんな性別・年齢・考え方のキャラクターを描くにはどうしたらいいのかとか。
あとは、いわゆるこういった「指南書」と呼ばれるものはお説教臭くて読み物として面白くないのが普通ですが、本書はテクニックをしっかり教えてくれつつも物語としてとても面白くて引き込まれました。
また文章を書くことに行き詰まったら、パラパラと読み返したいです。