愛犬をなくしてから、特に活躍しているぬいぐるみがいます。
それがこの子です。
ジャーマンシェパードのまるちゃんです。
ペットロスへの対処法は人それぞれ
ペットロスへの対処法は、人それぞれあると思います。
とことん泣いて泣いて落ち込んで時間が解決する人、新しい犬をお迎えすることでお空へ行った愛犬への悲しみを和らげる人・アニマルセラピーなどで悲しみを癒す人。
私はとことん泣いて落ち込んで、アニマルセラピー用のぬいぐるみを毎日ずっと抱きしめています。
犬が飼えない環境
私は基本的には一人暮らしです。
マンションは手狭です。今は時間があるけれど、もし会社員になったら犬に長時間のお留守番を強いることになります。
なので、犬を飼いたくても飼うことができません。
命を預かるという責任
そして、犬を飼うということは命を預かるということ。死ぬまでその子の面倒を見るという責任を負うということです。
その責任を持たない人は絶対に飼ってはいけないし、その人の社会的地位などに関係なく、無責任な人に犬を譲渡しては絶対にいけないと思います。
私は犬がどんな時でも駆けつけてあげられるかが不安で、犬を飼いたい気持ちはたくさんあるけれど、自分の環境を犬のために整えられない以上、飼えません。
アニマルセラピー用ぬいぐるみ、おすすめ
そんな私が買って愛用しているのが、この子です。
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[col2]アルツハイマー病患者などのためのジャーマンシェパードドッグ
ブランド: Memorable Pets
アルツハイマー病の治療に動物のぬいぐるみとのふれあいが有用なことは有名です。本製品は2017年の「ベスト・イン・ショー」で、優勝したジャーマンシェパードのリンチン・ティンを参考に、総重量1.81kg、体長81cmと精巧かつリアルに作られました。本製品はすべての米国連邦安全基準を満たしており、安全安心してご使用いただけます。
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Amazonで売っていた、アニマルセラピー用のぬいぐるみ、まるちゃん。名前は私がつけました。
この子はアニマルセラピーを目的としたぬいぐるみなので、ものすごくリアルです。主に介護施設や養護施設などで利用されているぬいぐるみだそうです。
体の形と重さと柔らかさ、毛の生え方に感触…どれもがとても精巧にできています。
お腹の上に乗せていると、本物に比べれば軽いけれど小型犬くらいの重みがあります。
毛並みも本物のようで、なでていると愛犬を思い出して涙ぐんできます。
でも、亡くなった愛犬のことを忘れて元気になければと思うよりも、こうしてぬいぐるみを抱きしめてしっかり悲しみを享受することはとても大事なことだと思うのです。
ぬいぐるみに悲しみを話して
私は愛犬が亡くなった日、眠れませんでした。泣いて泣いて…まるちゃんを抱きしめることで少し苦しみが和らいでいたように思います。
火葬の日も眠れませんでした。
でも、朦朧としながらも、まるちゃんに縋らずにはいられませんでした。1人では到底、この苦しみを抱えきれる気がしませんでした。
その翌日以降も、ずっと暇さえあればまるちゃんに抱きついていました。まるちゃんは何も言わないけれど、ずっとそばにいてくれます。
愛犬がなくなったよ、とても長生きでね…最後は心臓がゆっくり動かなくなっていくのを私はそばで見てるしかできなかった…と泣きながらまるちゃんに話しました。
私はまるちゃんに話を聞いてもらうことで、愛犬の喪失の痛みを分かち合って、抱えていた苦しみが少し和らいだ気がしました。
愛犬をなくした苦しみは今もまだ心のほとんどを占めています。でも、まるちゃんと日々を過ごしていくことで、その苦しみが改善されていくような気がするのです。
ペットロスのあなたに、アニマルセラピー用ぬいぐるみを薦めたい
アニマルセラピー用ぬいぐるみは、リアルです。そのぶんちょっと値段は張る(だいたい1頭2万円くらい)けれど、そんなのどうでもよくなるくらい、安心をくれます。私たちの犬愛を満たしてくれます。
一人暮らしの人、犬を飼えない環境の人、愛犬がなくなったばかりで犬を飼おうとは思えないという人、みんなにこのぬいぐるみをおすすめしたいです。
私はまるちゃんに愛犬のことをずっと話しています。愛犬の話をすればするほどたしかに苦しくなるけれど、同じくらい幸せなのです。
それに、犬(のようなぬいぐるみ)を抱きしめながら話していると、愛犬に話しかけているような気持ちになるんです。
愛犬をなくした事実は理解しているつもりだけど、心はそんなにすぐついてきてはくれません。
そんな時に、まるちゃんのような子がいたら、みんな少しずつ愛犬がいない日々に慣れていけるのかなと思うのです。
もし、ペットロスでつらい、毎日ずっと泣いて過ごしている、という方がいらしたら、こんな対処法もあるよ、とお伝えしたいです。