愛犬が死んだ

昨日、愛犬が死にました。

愛犬が死んだ

愛犬が死にました。先日誕生日を祝ったばかりでした。

お肉が大好きで、ささみをあげるとすごい食いつきようでした。

愛犬のどんな行動も、匂いも、声も、赤ちゃんの頃からつい最近まで、すべてが鮮明に思い出せます。

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夜、突然うめき出した

愛犬は昨日のお昼までとても元気でした。

年をとったせいか足元がおぼつかない時はものの、毎日元気に散歩をし、たくさんご飯とお水を飲み、家族に甘えて生活していました。

歳をとるほど人間も犬も、赤ちゃん返りしていくように思います。

愛犬も、どんどん赤ちゃんのころのように甘え上手になって、家族に毎日べったりでした。家族もそれが嬉しくて、たくさん撫でて、顔じゅうにキスして、かわいいね大好きだよと声をかけていました。

それが、昨日の夜、突然愛犬の急変で終わりを告げました。

息がしづらいようで、ヒューヒューとたよりない呼吸をしています。何度も吐いて、苦しがります。

一度嘔吐した時点で、家族で急いで病院に駆け込みました。移動中も愛犬は吐いて、苦しそうな彼に何もできないのが本当に辛かった。

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「朝まで生きられないと思う」

駆け込んだ病院で、馴染みの獣医師さんに宣告されました。「朝まで生きられない」と。

癌は転移していなかったのですが、胃が捻れているそうで、水が溜まって排出できず苦しがっているのだと言われました。だから吐いているのだと。

点滴をしようとしたのですが、針を注射した途端、愛犬が吐きました。

それで、とりあえず痛み止め、吐き気止めだけ注射しました。

帰宅して1時間後、死んだ

病院から家に連れ帰り、寝かせました。

ヒューヒューと細い息を吐いて、苦しそうです。でも、周りに集まった家族をずっと見つめていました。

まんまるな瞳でこちらを見つめる愛犬に、何もできない自分がふがいなくて…でも最後に見せる顔が泣き顔じゃいけないと、必死で笑顔を作って、大丈夫だよと励ましました。

家族の顔を何度もいったりきたり見つめて、少しずつ息が小さくなって、そして、愛犬は死にました。

生まれてからずっと、大好きだった

愛犬を抱きしめて、号泣しました。

大食いだった愛犬は、若い頃はみっしりとした筋肉質な体をしていて、とても重かったです。

でも、最期に抱いた体は驚くほど小さくて、細くて、こんなに軽かっただろうかと涙が止まらなかったです。

何度も公園を駆けた小さな肉球、しなやかな手足、私たちをいつも癒してくれたかわいらしい表情、嬉しいとぶんぶんと振られたふさふさのしっぽ。

まだ温かい体は、死んだなんて信じられませんでした。でも、もう息をしていない。

母は息が細っていく愛犬を見ていられなかったのか、彼が弱っていくほど目を閉じさせようとしていました。

でも、愛犬はそれを嫌がるように首を振って、ずっと目を開いていました。愛犬の目に、私たち家族はどんな風に映っていたでしょうか。彼は、幸せだったのでしょうか。

私も連れて行って

私はうつ病になってから、愛犬との散歩が唯一の楽しみでした。

うつ病になる前も愛犬との散歩は楽しかったけれど、病を患ってからは社会を隔絶した生活を送っていて、世界と自分を繋げてくれる存在は愛犬だけでした。

そして、私を無条件に愛してくれるのも愛犬だけでした。

愛犬は、明日火葬されます。もうこの世に彼の姿はなくなってしまいます。

大きな病気は癌くらいで、死ぬ直前まで元気いっぱいだったね。今は天国で友達と会えていますか。

あなたが先に死んでしまうことは分かっていたはずなのに、全然受け止められません。私も連れて行ってと、亡骸に縋り付いては泣いてしまいます。

あなたに私の寿命をあげられたらよかった。私の健康をあげられたらよかった。

あなたの体がなくなっても、お骨は大事に取っておきます。私が死ぬ時、一緒にお墓に入ってね。天国であなたに会いたいです。