ヘテロフォビアという生きづらさ

異性愛が当然というこの世界から逃げたい、といつも思っています。

ヘテロフォビアとは

ヘテロフォビアとは、異性愛を嫌悪する考え方のこと。

男性と女性がキスしているのが気持ち悪い、お互いを好きだと意識し合ってドキドキしているシーンを見ると吐きそうになる、男性に性的に媚びるもしくは女性に性的に媚びる男性を見ると悪寒がする…そんな感じです。

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ヘテロフォビアになった過程

幼い頃からずっと不思議でした。

なぜ異性を好きにならなくてはいけないのか分かりませんでした。

私にとっては女性の友人も男性の友人も、自分にとっては同じ「好き」でしかありませんでした。

恋愛や結婚は良い側面よりも悪い側面が多く、妊娠も出産も女性ばかりが負担がかかるのに、なぜみんなしたがるのだろうと何度も思いました。

周囲の人々は「みんながやっていた(恋愛や結婚)からやった」「金銭的に1人では不安だった」「寂しさに耐えられなかった」と言う…でも、孤独も金銭的な不安も、結局は分かりあえません。

だっていくら恋愛しようと家族になろうと、相手は他人なんですから。そして、死ぬ時、人は結局1人なんですから。

そうやって、異性愛を選んだ人たちの理由が打算的であったり、他人に流されたものであると分かるにつれ、私は異性愛がなぜ「正しい愛情」のように語られるのかどんどん不信感を感じるようになりました。

また、私はこれまで男性とも女性とも付き合ってきたのですが、女性たちが恋愛・結婚・出産を無言で強要されるこの社会にがっかりしたのです。

これらが、ヘテロフォビアになった理由です。

「女は子供を産む機械」「同性愛者だらけになったら区が滅びる」と発言する議員たち、恋愛すれば結婚すれば幸せになれるとでも言いたげな結婚相談所や恋愛アプリのCM、平気で恋愛や妊娠出産に関するセクハラ発言を繰り返す芸能人たち。

それらを見ながら、汚いなあ…気持ち悪いなあ…と思っているうちに、異性愛に対する嫌悪感が年々心に深く根付きました。

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ヘテロフォビア、アセクシャルという生き方

私は、今はアセクシャル(無性愛、他者に性的な欲求を持たない)のようなスタンスで生きています。

ほとんどの日本のアニメや映画には、異性愛の要素が入れられています。それがあたかも当然で、異性愛が幸せの最終形態のような表現ばかりで、それが私は大っっっっ嫌いです。

なので、私が見るのは基本的に海外のLGBTQ+系のドラマや映画、ドラァグクイーンたちのトークショー、グルメ番組、ナショジオのような自然や動物をクローズアップした番組ばかりです。

異性同士のキス、性行為、妊娠出産育児…それら自体も、それらに関する話も全てが大嫌いです。

周りには異性愛の人ばかりなので、息苦しいです。ああ、自分と同じように異性愛を嫌悪する人がいてくれたらどんなに心強かろうと思います。

こういうささいな息苦しさを共有できる仲間が、これからの人生の中でできたらいいな。

そんなことを夢想します。