怖い話は好きですか?怪談でゾッとしたり、ホラーで鳥肌が立つ感覚がたまらないと思いますか?
そんなあなたにおすすめなのが、六本木駅から徒歩5分の場所にある「怪談BAR スリラーナイト」。
怪談師(怪談専門の語りべ)が、珠玉の怖〜い話を披露してくれるバーです。話を盛り上げるために、バーのインテリアが動いたり細かい芸がしこんであるのもポイント。
今回は、六本木の「怪談BAR スリラーナイト」に行ってきた体験談をレポートします!
怪談話が怖すぎて漏らしそうになった(by アラサー女)ことは内緒です。
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「怪談BAR スリラーナイト」は、六本木駅から徒歩5分
怪談BAR スリラーナイトは、六本木駅から徒歩5分の場所にあります。
ドン・キホーテ六本木店の、道を挟んでちょうど反対側ですね。
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雑居ビルの地下にあるのが不気味。入りたくない…
怪談BAR スリラーナイトは、古めの雑居ビルの地下1階にあります。
雑居ビル自体も、かなり古くて不気味な雰囲気です。怪談を下りると、突き当りすぐにありました!
料金は、飲み放題なら1人3,500円、60分なら2,500円です。
ちなみに、怪談自体は15分ですが、60分で1本のタイムスケジュールになっています。
延長もできますが、1本聞いたらもういいやってレベルの怖さですよ‥。
これはもう終わっちゃったんですが、ここで怪談を話している怪談師の方は、定期的に独演会を行われているのだそう。30名限定、完全予約制で2時間しゃべりっぱなしという、長丁場。
笑いあり涙ありの、おもしろ独演会だそうです。全部怪談なんですけどね。お客さんに聞いてみると、かなり面白いそうなので次回は行ってみたいなあ。
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骸骨や洋風の人形たちが飾られた店内
いよいよ入店してみます。赤紫の店内がムーディー。
入って右手に進むと、店内です。既にドクロとか店内の小物がちらちら見えてますね。
店の中央には、大きなソファー席があります。
店に入って左手には、バーカウンターと一段高いソファー席が2セット。バーカウンターの赤い間接照明が、なんともホラーな雰囲気です。
今見ると骸骨のインテリアがカッコイイです…が、店内で見ると動き出しそうに見えるんですよね。
カウンターは6席くらいかな。ソファー席は4人掛けです。
ちなみに、手前に写っている、赤いずきんをかぶっているのは人形です。小学生低学年くらいの大きさ(120cmくらい)あるので、結構怖いです。動き出しそう。
その横のソファー席に、半笑いの洋風人形があります。動き出しそう。
店内中央から右手に目をやると、怪談師が話してくれる席があります。ちょっと分かりにくいかな。一段高くなっています。
怪談師が1人座るためだけのスペースなのに、床におどろおどろしいマスクが埋め込まれてる‥。インテリアに凝りすぎだ…。
トイレがまた怖い!人形の顔だけ、御札…小技が効きすぎ!
怖すぎて写真を撮り忘れたんですが、トイレのインテリアがめちゃくちゃ怖いです。トイレの個室内だけじゃなく、手を洗う洗面台の天井もかなり怖い。
人形の首だけが壁に貼ってあったり、謎の御札とか、その他もろもろ…。
排便・排尿に集中できません。
ちなみに、トイレに置いてある人形の髪は伸びるので、店員さんが定期的に散髪しているそうです。怪談話を聞く前に、すでに泣きそう(´;ω;`)
怪談は15分くらい。怪談師の城谷さんが挨拶しに来てくれる
トイレでびびりすぎて、かなり疲れました…。怪談の開始を待ちます。
お酒を飲みすぎると、怪談中にトイレに行きたくなりそうなので我慢。
待機していると、今日怪談を話してくれる怪談師の城谷歩(しろたに・あゆむ)さんが挨拶回りに来てくださいました。
お客さん1人1人の席を回ってくれます。物腰柔らかな、和服の似合う素敵なナイスミドルです。
「今日はどんなきっかけで来てくれたの?」とか、「どんな話が聞きたい?」とか、世間話をしつつ、お客さんの要望によって、柔軟に今日聞かせてくれる話を変えるみたいです。
怪談師というより、落語家といったたたずまい。
蛇足ですが、城谷さんはめちゃくちゃ指がきれいです。指フェチ女子は絶対みるべき。
ちなみに、城谷さんとチェキを撮りたい方は1回500円です。
お見せの入り口付近に、過去お客さんと撮った2ショットがぺたぺた貼られていました。アイドルみたい。笑
いよいよ怪談開始!怪談中は店内移動・店外退出禁止。
※怪談中は話に聞き入っていたので、写真は撮っていません。
怪談がはじまる時間になると、急に店内が暗くなります。
いよいよか…と緊張していると、店内に2〜3個あるテレビが急に点きます。
ザーッと大音量で砂嵐が流れたかと思ったら、女性の悲鳴が…こわいこわい(´;ω;`)
怪談中は店内移動・店外退出禁止などの注意事項が流れます。ひとしきりアナウンスが終わると、城谷さんが登場。
怪談の前に、「今日はこんなお客さんが来てくれていて、嬉しいです〜」と城谷さんが、お客さんの紹介をざっくりとしてアイスブレーキング。
穏やかな笑顔に、今から漫談でも始まるんじゃないかと思っちゃいます。
そして、急に始まる怪談。
怪談BAR スリラーナイト常連の友人によると、怪談BARの怪談師のなかでも城谷さんの怪談が一番怖いんだそう。
15分で2本の怪談を聞かせてくれました。
城谷さんいわく、怪談話には2種類あるのだそうです。怪談とホラー。
怪談は「理由がある怖さ」、ホラーは「理由がない怖さ」だそう。
怪談話というのは、お岩さんの話とか、何か恨みつらみがあったりして霊になってしまった話。
ホラーは、全然自分には非がないのに取り憑かれたり、苦しめられたり、理不尽に怖い話。
城谷さんはどちかというと怪談話が得意だそうで、城谷さんの怪談話では感動で涙する人もいるのだとか。
独演会で聞けるそうなので、次回開催されるときは聞いてみたいです。
今回、15分間のうち、1本は怪談話。1本はホラー話でした。
城谷さんのホラー話はこちらで聞けるので、ぜひ事前にチェックしてみてください。
この話の怖さレベルが1だとしたら、怪談BAR スリラーナイトで聞いた話は、100倍くらい怖いです。
いきなり店内の小物がガタン!と動いたり、人形の首が落ちてくる
怪談を聞いていると、一番のもりあがりの部分で城谷さんが急に声をひそめ、にやりとしました。嫌な予感。
そして、天井から落ちてくる生首。
「ぎゃーーーーーーーー!!!( TДT)」
年甲斐もなく、お腹から野太い悲鳴が出ました。店内のほかのお客さんが笑うレベル。
そしてチビりそうになりました。
いや、めちゃくちゃ怖いです。いきなり天井から頭が落ちてくると思います!?
髪を振り乱した生首って死ぬほど怖いですよ。しかも暗闇だし。
その他にも、物ががたっと動いたり、女性の悲鳴が大音量で聞こえたり、もう筆舌に尽くしがたい恐怖体験でした…。
城谷さんの話が終わり、店内の照明がつくころには私は疲れ切って抜け殻に…(ヽ´ω`)
城谷さんが店外までお見送りしてくれた!
「60分延長して、もう1本聞きますか?」と店員さんに聞かれましたが、丁重にお断りしました…。
へろへろになりながら店を出たんですが、城谷さんがわざわざ店外までお見送りしてくださいました。腰の低い方だなあ。
怪談がお好きな方には、絶対オススメの店です。
3,000円ほどで身の毛もよだつ怖い話が聞けるし、お店の雰囲気があるので、行くだけで楽しめます。
皆さんもぜひ行ってみてください!(●´ω`●)