皆さんは、月にいくら稼いでいますか。フリーランスのライターの平均月収は20〜25万円程度だといわれています。
ライターへの夢を諦める理由の多くは、年収の低さです。
今回は、旅行に特化した記事を作成する「トラベルライター」の体験談と資質についてご紹介します。
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トラベルライターの時給は、250円です。
筆者は、月に約90本(1本1,000〜2,000字)の記事を書いています。
1本の記事を書くのに、推敲の時間も合わせると2〜2.5時間はかかります。集中して文章を書くので、1日に書ける本数は最大で3本です。
毎日休まず3本ずつ書いて、1ヶ月で90本。
1本の記事単価は、たった500円(税込)です。つまり、月給は45,000円(税込)。安いですよね。
時給換算すると、250円/時です。
ブラックな居酒屋のアルバイトでも、この3〜4倍はもらっているでしょう。
でも、これがトラベルライターの平均的な時給です。
ノマドワーカーの安藤美冬さんやパワートラベラーの阪口裕樹さんに憧れてトラベルライターを目指しても、ほとんどの人が断念するでしょう。
あまりにも月給が安すぎるからです。
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「稼げてない」と言うと、色んな人から罵られる
トラベルライターになってから、初めて真剣に悩んだことがあります。
それは「お金が稼げない人に、生きる価値はないのか」ということです。
初対面の人に職業を聞かれ、トラベルライターですと自己紹介すると「食べていけるくらい稼いでるの?」と必ず聞かれます。
「稼げてないです。貯金を切り崩してます。」と正直に答えようもんなら、「恥知らず」「親不孝者」「世間知らず」と罵詈雑言があちこちから飛んできます。
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お金は生きるのに必要だけど…
結局何が言いたいのかというと、駆け出しのライターは確実に「稼げない職業」なのです。
でも、そこで考えてほしいのは「稼げるが心身ともに追い詰められる仕事をしたい」か「稼げないが、心身ともに伸び伸びと生きられる仕事をしたいか」ということです。
私は前職で前者を選び、心も体もぼろぼろに崩壊しました。
だからこそ、何があっても後者を選びます。
お金は生きていくのにもちろん必要です。
でも、別に稼げないからといって非難される理由はありません。
だって、非難してくる人たちに私たちは迷惑をかけていないし。
稼げなくて私が死んだって、自己責任なのだからいいじゃないかと思うのです。
それに、稼げないことを非難したり侮辱してくる人たちは、こちらのことをボロクソに言ってストレス解消したいだけなので…向き合うほうが時間と体力の無駄というものです。
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稼げるライターを目指すなら
お金があると、いろんな面で自由になれます。
精神的にも、経済的にも、自分の好きなことが好きな時にできます。だから、お金は重要です。
では稼げるライターを目指すならどうすればいいか?
稼げるライターになる技術的ハウツーはおいておいて、まずは職業や収入に対する蔑視に対してスルーする心の強さをまず身につけることです。
自分の人生が充実している人は、他人の職業も収入もどうでもいいものです。が、自分の人生が不満だらけの人は他人の人生に無責任に首を突っ込んで、自分の思い通りに相手を動かそうとしてきます。
周りの声がこんなに気になるなんて、私・俺はおかしいのかもと悩まないでください。
おかしいのは、他人の人生に首を突っ込んでくる周囲のほうなので。
他人は他人、自分は自分とスルー力を磨きながら、なりたいライター像を追いかけていきましょう。
- 「稼げない人=社会的弱者」と考えている人が多く、いじめられやすい。ライターは格好の的。
- ライターに一番重要な資質は、「スルーする力」
lancersやcrowd worksなどのクラウドソーシングサイトでは、1記事単価は100〜500円(1文字0.1〜0.5円程度)の案件しか募集されていません。
しかし、トラベルライター専門の求人サイト「SAGOJO(サゴジョー)」では1記事3,000〜5,000円と高単価な案件が多く募集されています。
実際に使ってみた感想は「実際どうなの?旅行ライターの求人サイト「SAGOJO(サゴジョー)」を使ってみた感想」で紹介しているので、旅行をテーマに記事作成や動画編集で収入を稼ぎたい方はぜひ見てみてください。
仕事を依頼する企業担当者の顔やコメントが書かれているのでモチベーションも上がるし、大手企業との案件も多いので、名前を売り込むきっかけになりますよ。