定期的にやってくる「死ぬのが怖い」波が、またやってきました。
ただ、今回の波はなぜかとても長くて、ここ最近ずっと不眠の上に眠れたとしても悪夢を見続けています。そんな長い夜、何もしないというのは逆に辛いものです。
なので、手慰みに今感じていることをぽつぽつと書き留めておきます。
「死ぬことへの恐怖」の対処法は精神科への通院時にさまざま教えてもらったが…
「死ぬことが猛烈に怖くなり、夜眠れなくなる」というのは、特にうつ病を発症してから顕著になりました。
もともと「死ぬのが怖い」という感覚は幼い頃から強烈に私の中に存在していましたが、うつになってからは「死」が私のすぐ近くまでいつも忍び寄ってきている感覚があって、よりリアルで恐ろしいのです。
うつになってから幾度となく死にたいと思ったし、誰か殺してくれたら楽になれるのにと泣きながら考えていました。けれどいざ今から死んでくださいと言われたら猛烈に怖い。これは今の自分の抑鬱状態が薬で軽くなっているせいかもしれないのですが。
死ぬことへの恐怖の対処法はうつのカウンセリング時に精神科であれこれ教えてもらいました。その中でも「他愛無いルーチンの行動を行って気を紛らわせること」が私には一番効いたように思います。
ただ、夜寝る前に襲ってくる「死ぬことへの恐怖」はそれではなかなか治りません。日中襲われる分にはルーチンをこなせますが、眠気に襲われながら恐怖にも襲われていると、自分の体がままならない恐ろしさにただただ泣くしかなくなるのです。
泣きながら死ぬ恐怖に怯えながらうとうとするのは、本当に怖いんです。まるで死の疑似体験みたいで。死ぬ瞬間こんなのだったら嫌だ、私はどうやって死ぬんだろうとか考え始めるともうダメです。もうその夜は眠れません。眠いのに眠れなくて苦しみます。
死ぬ瞬間と自分が火葬される時のことを考える時間が一番怖い
皆さんは死ぬことの何が一番怖いですか。私は「死ぬ瞬間」と「自分が火葬される時」のことを考えるといてもたってもいられなくなります。
死ぬ瞬間、私はどんなことを感じているのでしょうか。もう二度と自分は目を覚まさないと理解して目を閉じる瞬間、どんなことを思うのでしょうか。怖くて怖くてたまりません。死にたくないです。
今こうしてスマホを打っている、画面を見ている、窓の外の車の音がうるさいと感じている、死への恐怖に怯えて眠れず苦しんでいる…そんな自分という存在が火に焼かれて塵芥になってしまうことが恐ろしいです。この世から私という存在が消えてしまうことが怖くて怖くてたまりません。死にたくないです。
自殺する時はもう、そういう…「死ぬぞ!」という解放感に溢れているというか、アドレナリンが出まくってハイな状態になっているから怖くないと思うんです。でも、老衰や病死が一番怖い。理性を保ったまま死にたくないです。訳がわからないうちに死んでしまいたい。
私を永遠に生かしてほしい
今、夜の闇の中で私はもう何時間も死への恐怖に怯えて泣いています。体はくたくたに疲れているのに、頭は妙に冴えて、恐怖で目を閉じることもできません。今更ルーチンの行動をしても、心と体にこびりついた恐怖は取れません。
永遠の命なんて不幸なだけだとよくフィクションでは言います。本当にそうでしょうか。私は有限な命ほど不幸なものはないと思います。
私は死ぬ恐怖に怯えたくない。永遠に生かしてほしいです。死にたくない。誰か助けてほしい。どれだけでもお金を払うから生かしてほしいです。
どうしたら死ぬのが怖くなくなる?
別のことで気を紛らわしても結局死ぬのが怖いという結論に戻ってきてしまいます。死ぬのは怖い。ただただ怖い。自分という築き上げてきた存在が一瞬にして消え去ることが怖い。今感じていること、考えていることが無に帰すことが本当に怖い。
泣いても仕方ないと分かっていても、恐怖のあまり涙が止まりません。
どうしたら死ぬのが怖くなくなるのでしょう。