「さびしさ」は恋愛や友情で解決できない!孤独を解決する方法3選

うつ病

ふと「ああ寂しいな」「孤独だな」って感じること、よくありますよね。

そんな時に、友達に電話したり、恋人とデートすることで気を紛らわせていませんか。

恋愛や友情でさびしさを紛らわせたいのに、できない時はもっとさびしくなりませんか。

そんなあなたに、「孤独を解決する方法3選」をご紹介します。

さびしいな、孤独だなと感じたらぜひやってみてくださいね。

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さびしさは、いつでも生まれる

さびしさは、人間関係で足りていない状態(欠乏感・欠落感)を指すことが多いです。

「恋人に愛されたいのに、私の思うように愛してくれない」「友達にこうしてほしいのに、してくれない」などですね。

人間社会で生活している限り、このように、人はあらゆる欠乏感を感じることになります。

なので、さびしさは特別な時にだけ生まれるものではないのです。

いつだって、そこらじゅうに「さびしさ」のもとは転がっているのです。

そして私たちは、そういう欠乏感、さびしさを埋めるために、みんな誰かと会ったり、電話したり、SNSに投稿したりして、解消しようとします。

そして、そうすることで一時的に孤独感がなくなったような気持ちになります。

でも、本当はその「さびしさが解消された」という満足は一時的なもので、結局「さびしさ」は増してしまうだけなんですよね。

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恋愛や愛情では、さびしさは解消できない

「さびしい」と感じている時に、恋人や友人から愛情などを受け取ると、とても満たされた気持ちになります。

その時、私たちの脳内ではドーパミンという快楽物質が分泌されるのですが、この物質のおかげで、私たちはとても幸福な気持ちになります。

ただ、このドーパミンはすぐ効果が切れてしまう上に、依存性が高いという性質があるのです。

なので、恋人や友人から愛情を受け取ったあとは、一時的にとても満たされますが、結局は「もっと愛されたい」と麻薬に取り憑かれた患者のように、永遠に愛情を求め続けてしまうんですね。

そうやって、「愛情をもらう→快感を感じる→「やっぱり寂しい」と渇望感を感じる」というパターンを繰り返すうちに、脳に耐性がついていきます。

そうすると、前よりも強い刺激でないと満たされなくなり、より強い寂しさが引き起こされ、常に人とつながっていないと不安になってしまう…となってしまいます。

つまり、さびしさは、恋愛や友情では一生癒やすことができないんです。

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さびしさを解決する方法は何か?

では、私たちが感じている「寂しさ」はどうやって解消すればいいのでしょうか。

それは

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  1. 孤独こそ「人生の基本」だと思う
  2. 「つながり」は人だけじゃない
  3. 「さびしさ」は必ず消える。体感しきろう

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という3つの解決法で解消することができます。

以下では、各解決法について具体的に説明していきましょう。

①孤独こそ「人生の基本」と思う

さびしい、孤独だ、怖い、つらい…と思ったら、まず目を閉じてみてください。

目を閉じると、外の世界は見えなくなります。真っ暗な闇しか見えません。

あなたが気にしている、仕事も、家庭も、友人関係も、恋愛関係も、その瞬間はぜーんぶなくなります。

実は、その「何も見えない状態」こそが、心の基本の状態なんです。

人は、いつも「外の世界」(仕事、家庭、友人関係、恋愛関係など)にばかり心を奪われがちです。

でも、本当は、その「外の世界」とは別に、あなたの「内の世界(あなた自身だけがいる世界)」がまず存在するんです。

あなたの基本は、その「内の世界」です。

ひとりでいる自分の心こそが、基本の状態なんです。

「外の世界」での、いろんなつながりや関わりは、「内の世界」の後にくる、プラスアルファの世界なんです。

だから、ひとりでいること、孤独なことは決して特別なことではありません。

孤独であること、さびしいことこそが、心の基本の状態なんです。

あなたは、本来のあなたの状態を取り戻しただけなんです。

だから、決して不安になったり、怖がらなくていいんですよ。

②「つながり」は人だけじゃない

「友達とつながっていないと不安」「恋人が自分を気にかけてくれていないと、不安」と思うことがあるでしょう。

私自身も、人とつながっていないと怖くて、1日に何十回もLINEを確認したり、手当たり次第に友人に連絡してしまうことがありました。

その時、私は「誰かとつながっていたい」と、外の世界と必死で「つながり」を感じようとしていたんですね。

でも、実は「つながり」って人間じゃなくても手に入るんです。

目をつぶってみると、あなたは何に触れているでしょうか。

ずっしりとしたスマホ、踏みしめている地面、あなたの頭上に輝く太陽や月・星たち、あなたの頬をなでていく風…。

道端の雑草たちは必死で呼吸し、コンクリートの下の大地では、無数の命が生きています。

そう考えると、あなたは決してひとりぼっちではありませんよね。

世界にはたくさんの命がうごめいています。

見渡す限り、命がたくさんあって、その中に私は存在するんです。

たくさんの命に包まれて、あなたは存在するんです。

さあ、あなたは孤独でしょうか。いえ、決してそんなことはないんです。

あなたは、いろんな命を感じることができるはずです。

決して、孤独なんかじゃありませんよ。

③「さびしさ」を体感しきろう

「さびしい」と感じると、他の手段で紛らわせようとしてしまいがちです。

例えば、「寝て忘れる」「電話やメールで恋人・友達に連絡を取る」などですね。

でも不思議なことに、「さびしさ」というのは他の行動で代替しようとしても、それはずっとあなたの心に負債として残り続けます。

他の行動で代替しても、さびしさ自体は消えないのです。

では、さびしさを消すにはどうしたらいいのか。

「さびしさを体感しきる」のです。

他のことで紛らわすのではなく、さみしさに寄り添って、さびしさが消えてなくなるまで一緒に待つようにしてください。

さびしいと感じたら、「孤独は人生の基本だからなあ」と思ってみたり、「私はたくさんの命に囲まれて生きている。ひとりじゃないよ」と思ってみたりしつつ、さみしさが減っていくのを体感しきるようにしましょう。

 

さびしさには必ず終わりがある

人生はすべて諸行無常です。

良いことも、悪いことも、永遠に続くことはありません。いずれどこかへ去ってしまいます。

なので、さびしさというのは、ふと現れはするけれど、いずれ消えてしまうものなのです。

だから、孤独だ、さびしいと不安にならなくて大丈夫です。

同じ空の下で、私もあなたもつながっています。

いずれそのさびしさは消えてしまうから、大丈夫。

ひとりだ、寂しい、不安だ…と思ったら、さびしさ解消法3選をやってみてくださいね。

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