都内ノマドワーカーの悩みは、格安の、電源と無料Wi-Fi完備スペースが少ないこと。
電源と無料Wi-Fiを「安く」そして「長時間」使えるスペースが知りたい!
そこで、今回は東京都内にある3大図書館のノマド環境を比較してみました。
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国立国会図書館・日比谷図書文化館・月島図書館を比較!
全国に広まる、図書館のノマドスペース化。東京都内でも特にノマド環境が良い「3大図書館」を比較しました。
国立国会図書館
国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の図書館です。
電源利用
電源数が100以上あるので、いつ行っても確実に使えます。時間制限はありません。
「電源設備の充実さ」で国立国会図書館を超える場所は日本にありません!
Wi-Fi利用
途中で切れることなどなく、安定して使えます。Wi-Fi速度も問題ありません。
Wi-Fiを利用するパスワードは、本館一階のインフォメーションセンターで個別にもらいます。
MAC機器番号を確認するなど、登録手続きは面倒ですが一度設定すれば半永久的に利用可能です。
特徴
図書館の利用手続き、Wi-Fiの利用登録手続きがやや複雑。
また、館内全面飲食禁止、B5判以上の大きさの不透明な袋物の持ち込み禁止、イヤホンの利用禁止・・など禁止事項が多いです。
窓が少なくて風通しが悪いのも、マイナスポイントかな。
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日比谷図書文化館
「千代田区立四番町歴史民俗資料館」を改装して作られた図書館。
ビジネス支援やアート情報支援に力を入れています。図書館内では、常に展示会を開催しています。
電源利用
電源数は16口ほどと少なく、平日でも混雑しています。(有料で使える電源席は空いています)
2時間制で、1日3回まで利用可能です。
予約を延長する場合は、予約時間の5分前には延長申請しなければいけません。
予約は司書さんにしてもらいます。連続して同じ席を予約できるかは運次第です。
Wi-Fi利用
館内どこででも使えるとの触れ込みですが、Wi-Fi利用者が多いと、繋がらないことが多いです。
入り口(カウンター)に近い側の席だと、比較的繋がりやすいですよ。
電源席が全て埋まっている状況だと、Wi-Fiは使えないと思ったほうがいいです。
実際、自分はWi-Fi接続できませんでした。
特徴
ふたの付いた飲み物は持ち込み可能です。
図書館の電源席よりも一階にある電源カフェのほうが、空いているのでオススメです。
コーヒー1杯300円程度で、時間制限なく使えます。
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月島図書館
暮らしに役立つ実用書を主に所蔵している、地域密着型の図書館です。
「MONJA(もんじゃ)」という図書館だよりを年2回発行しています。
電源利用
電源数は25口ほどと少ないので、混雑時は予約が困難です。
電源席の予約は自分で行います。
1時間制で、1日最大4時間まで利用可能です。連続して同じ席を予約することができます。
Wi-Fi利用
「Tsukishima-Library」に接続すればすぐに使えます。パスワードも不要です。
登録手続きは不要です。Wi-Fi速度はやや遅めですが、十分利用できます。
ただ、繋がる端末と繋がらない端末があります。
繋がらない場合は、各電源席に説明書が置いてあるので参照しましょう。
特徴
ふたの付いた飲み物は持ち込み可能です。
近隣の中学生の自習場所になるため、平日17:00以降は急激に混み合います。
Wi-Fiが意外と使えない!そんな時のために、モバイルWiFiは重要。
ノマド環境の整った図書館のポイントは2つ。
- 電源やWi-Fiを使うのに、面倒な手続きがあるか
- 確実に電源やWi-Fiは使えるか
また、手続きの複雑さと設備利用の確実さの、バランスも重要です。
- 長時間作業したいなら、国立国会図書館がおすすめ
- 時間を区切って作業するなら、日比谷図書文化館・月島図書館もGOOD
- 国立国会図書館は、禁止事項が多いので要注意