岸本佐知子「ねにもつタイプ」のネタバレ感想|とある女性の妄想短編集

雑談

岸本佐知子「ねにもつタイプ」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ

<あらすじ>
コアラの鼻の材質、郵便局での決闘、ちょんまげの起源ら新たなるオリンピック競技の提案、「ホッホグルグル」の謎、パン屋さんとの文通、矢吹ジョーの口から出るものの正体、「猫マッサージ屋」開業の野望、バンドエイドとの正しい闘い方─。
奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。
読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。

 

こんな人におすすめ

  • くすりと笑える妄想話が読みたい💭
  • 長編ではなくサクサクと読める話がいい📕
  • SFが好き🛸

 

ネタバレ感想

翻訳家の岸本さんが、幼い頃から感じてきた、日常のいろんな違和感や妄想を淡々と書いているご本です。

何かの役に立つかと言われると困るけれど、読むと肩の力が抜けます。こんな妄想する!?と驚いたり、「えっ岸本さんも私と同じ妄想してたの…」と仲間を見つけて嬉しくなったり。読めば読むほど童心に帰る本です。

ヤマもオチもない妄想短編ですが、そこがいい。ここではないどこかに行きたいと思ったことがある全ての人に読んでほしいです。読んだ後、ほんのちょっぴり自分に、人に優しくなれる気がしたご本でした。

ねにもつタイプ
作者:岸本佐知子
コアラの鼻の材質、郵便局での決闘、ちょんまげの起源ら新たなるオリンピック競技の提案、「ホッホグルグル」の謎、パン屋さんとの文通、矢吹ジョーの口から出るものの正体、「猫マッサージ屋」開業の野望、バンドエイドとの正しい闘い方─。奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。

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