うつ病かもと思ったら、いつ病院に行くべき?一番ベストなタイミングは?

うつ病

「うつ病予備軍かも」「うつ病かもしれない」と思いつつ、あなたは病院に行くきっかけがわからなくて悩んでいませんか?

「まだ大丈夫」と自分を騙し騙し、仕事をしていませんか?

今回は、うつ病で会社を2年半ほど休職・退職後、今もうつ病の治療している私の体験談をまじえつつ「うつ病かもと思ったら、病院に行くべき最適なタイミング」をご紹介します。

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「よく落ち込むけど、いつもは元気」な時に行くのがベスト

実際にうつ病を体験した私がおすすめする、「病院に行くべきタイミング」は、「よく落ち込むけど、いつもは元気」という時です。

土日は仕事で疲れてぐったりする、休みの日にも仕事が頭をよぎって十分に休めない、上司や同僚に言われたことが気になってしょうがない…

そういう方は、メンタルクリニックなどにかかられることを強くおすすめします。

では、なぜ「元気な時」に病院にかかるべきなのでしょうか。

「本当に体調が悪くなってから行くべきなのでは?」と思っているあなた、それは大間違いです。

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うつ病になったら、自力で病院に行くのは難しい

うつ病は、ある日突然発症します。

昨日まで元気だったはずなのに、朝起きるとベッドから起き上がれなくなったり、突然涙が溢れて、嘔吐が止まらなくなったりします。

そうなると、もう1人で病院に行くということさえままならないんです。

昨日まで当たり前にできていたことが、ある日突然できなくなります。

目の前が真っ暗になって、自分のやることすべて、考えることすべてが絶望的に感じられる…。

それが、うつ病です。

それに、うつ病になると、周りの人が全員自分を傷つけようとしているように見えてきます。

なので、医師の些細な言動や行動にひどく傷つけられたりして、自分の傷ついた心を修復するどころか、余計にエネルギーを使って疲れてしまうんです。

だからこそ、まだ元気があるうちに治療をすることで、正しくうつ病のストレス源を解明し、早くうつ病から回復できるんです。

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うつ病も風邪も同じ「病気」。病気は治療よりも予防が大事

うつ病は、特別な病気ではありません。

厚生労働省の統計によると、6〜7人に1人はうつ病経験があると言われています。

そう考えると、うつ病は誰もがいつでもなりうる病気だと分かりますよね。

ですが、うつ病患者の4人に3人は、病院で治療を受けていないという統計結果も出ています。

この症状はうつ病だろうと思いつつ、症状が重くなりすぎて外に出られない人も多いのです。

病気で最も大事なのは、治療ではなく予防です

勉強も、予習よりも復習の方が大事だとよく先生に言われましたよね。病気も同じです。

うつ病で最も重要なのも、治療ではなく予防です。

風邪かもしれないと思ったら内科に行くように、うつ病になりそうだと思ったら心療内科やメンタルクリニックへ行きましょう。

精神科は怖い?頭のおかしい人はいないから大丈夫

ただ、わたし自身は「毎日死にたくてたまらない」「食事や入浴など、生活していくやる気がまったく出ない」という、明らかにうつ病の症状が出ていたのに、最初に病院へ行く時はとても怖かったです。

精神科って、すごく怖いイメージがありませんか?

奇声をあげてる人とかがたくさんいるのかな、傷つけられたりしないかな、と病院に行くまですごく勇気が必要だったことを思い出します。

ちなみに、実際の心療内科やメンタルクリニックはいたって普通です。

内科や耳鼻咽喉科とかとまったく変わらなく、患者さんたちも静かですし、一見、普通の人ばかりです。

暴れて誰かを傷つけたり、奇声をあげるような人たちはすでに精神病棟などに入院しています。

これからメンタルクリニックなどにかかる方は、「変な人に絡まれたらどうしよう」と不安にならなくても大丈夫ですよ。

自分の心の波を知れば、ストレスなく生きられる

うつ病かもしれない、うつ病になりそうだと思ったら、まず心療内科やメンタルクリニックに行きましょう。

医師にあなたの心を見てもらうことで、あなたがどんなことにストレスや不安を感じているのか明らかにすることができます。

あなたは、何がきっかけでストレスを感じているのか?うつ病になりそうだと感じているのか?

自分のストレス原因を知ることで、対処法が明らかになります。

自分がノンストレスでいられるように、適切な努力をすることができます。

それって、すごく楽に生きられるってことですよね。

自分を守り前進するために、元気な今こそ病院へ行こう

うつ病は、かかってから病院に行くのでは遅いのです。

もちろんうつ病だと感じたら必ず病院に行くべきですが、なるべく早い段階で病院に行くのに越したことはありません。

うつ病は、誰でもなる可能性のある病気です。

実際はうつ病にかかっていても、本人にその自覚がなく苦しんで生きている場合も多くあります。

自分を守り、より良く生きるためにも、自分はまだ元気だなと思える時に病院に行きましょう。

病院は、決して怖いところではありません。

あなたを傷つける医師も中にはいるかもしれません。でも、ほとんどの医師はあなたの力になりたい、あなたのストレス源を取り除いてあげたいと思ってくれているはずです。

医師と二人三脚で、うつ病になってしまいそうなストレス源を取り除いていきましょう。

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