野口嘉則「『これでいい』と心から思える生き方」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
「幸せ」と「人間学」の探究を続けてきた著者、渾身の書き下ろしがついに刊行!
自分らしく生きて、本来の力を発揮する人生を送りたいと望む人に最適な1冊です。
こんな人におすすめ
- 自己肯定感が低く、いつも自分を責めてしまう😢
- 人生で幸せだと思う時が少ない💔
- どうしたら幸せになれるのか分からなくて苦しい😭
ネタバレ感想
本書の内容を一言で言えば、「愚かな自分も不安な自分も「そういうこともあるものだ、不安定なところも含めて自分だ」と受け止め、生きていきましょう。それこそが人生です」というようなお話でした。
たくさんの名作が例に挙げられており、後悔なく幸せに生きるにはどうしたら良いのか、昔から数多の人が悩んできたことが分かります。
本書にも書かれていましたが、本書を読んだからと言っていきなり明日から生きるのが楽しくなったり、苦しみがなくなったりするわけではありません。
けれど、人生苦もありゃ楽もありだ、と、今だけに目を向けて一所懸命に(でも頑張りすぎずに適度に頑張って)生きることで、長い目で見れば人生は良いものとなる、という感じです。
自分は万能だと胸を張って生きる人を見ると羨ましく思えるけれど、そうでなくても良いのだと、自分なりに精一杯今日を頑張って生きればそれで良いのだと背中を押してもらえる、優しい1冊でした。
まとめ
心が弱っている時、幸せになりたい時、誰かを羨んで仕方ない時…そんな、ブルーな時にこそ読みたい本です。
字が大きく、例が多いので、とても読みやすいです。
斬新な内容が語られているわけではありませんが、確実に読者の心を癒してくれます。