岡田あ〜みん先生「ルナティック雑技団」シリーズを読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
わらび野中学に通う星野夢実は、特異なるカリスマ性の持ち主である同級生の天湖森夜に憧れていた。
ある日、両親が海外に出張することになり、夢実の父親は部下である天湖森夜の父親に依頼し、天湖家に同居させてもらうことになった。
憧れの人との生活に胸をときめかせる夢実だったが、天湖森夜をめぐり、天湖家や学園で悪戦苦闘する日々をおくることになる。
こんな人におすすめ
- 岡田あ〜みん先生作品が好き📚
- 破天荒で意味の分からないギャグが好き❤️
- 頭を空っぽにして爆笑したい😂
ネタバレ感想
1巻
黒川さんの「この野ブタ野郎ー」に爆笑しましたwww 違www
薫子さんの失禁、男らしかったな…ww
天湖くんの「よかったあ」✨は結局2巻以降出てきませんでしたね。1巻ではだいぶお母さんに似て独特なキャラだったな天湖くん…w
短編 花のいたづら
桜の妖精が実は亡くなった少女で…という正統派な少女漫画。変なのは主人公のお父さんだけでしたw
2巻
薫子さんが夢美に仕掛けた刺客・ミスターXがあっさり森夜の魅力に骨抜きにされてて爆笑しましたw
しかし薫子と森夜が友達になったり、夢美が森夜とキスしたり、森夜に夢美が片想いしていることをルイ君が知って応援したりとかなり人間関係が進展した巻でした。
森夜は夢美のことが友達以上の意味で好きなのかな…?
ルイ君が大好きなので夢美とラブラブになってほしいけれど、難しそうですね…😭💔
3巻
薫子さん大活躍の巻でした。
船でミスターXと戦い、友達になるためにいいところを見せようと奮闘したり。
お父さんが悪魔に魂を売ってて、人間の体が殺されても椅子に取り憑いてたのには爆笑しましたwww 怖すぎるwww
黒川さんは相変わらず我が道を突っ走ってましたねw
あと森夜がかなり自己主張&自分を客観視するようになってて、夢実が家を去る時には「いつでも帰ってきて」と言ったり、夢実に自ら手紙を書いて「会いたい」と言ったり、自分が薫子さんの頼みを断れないことに困っていたり…なんだか我が子の成長を見るような気持ちになりました(ホロリ)
番外編で一番好きな「天湖ゆりこの思い出アルバム」が収録されてて、嬉しかったです❤️
森夜パパとの若かりし日の思い出をアルバムを見ながら反芻するんですが、ピチピチのスカートをもらってしまって、食事をした途端「あーーーもうあかん!!!」(この時の表情がたまらなく好きw)って叫んでボタンを飛ばしたとかww
森夜パパはどうしてゆりこさんに惚れたんでしょうね…謎が多くて好きですw
まとめ
私の両親はマンガは、学習マンガ(偉人伝)しか読ませてくれなかったのですが、祖父母の家に遊びに行くと従兄弟たちが置いていったマンガがたくさん置いてあって、幼い私はそれを読めるのがいつもとても楽しみでした。
「ミラクル・ガールズ」や「魔法騎士レイアース」などキラキラした少女漫画の山の中で、一際印象に残っていたのがこの「ルナティック雑技団」シリーズ。
嫉妬深すぎて鬼神と化しているお母さん、全てを受け入れる包容力の神のお父さん、イケメンすぎて逆に「自分はみんなに嫌われている」と思い込んでいる学園のスター、そしてそんな彼に片想いする平凡な主人公。
設定は普通なのにぶっ飛びすぎている会話や行動、そして勢いの凄まじい絵柄が本当に衝撃的で、まだ小学校3〜4年生だった私は「すごいものを見てしまった…」と爆笑しながらなんだか感動していました。
あれから年月が経ち、改めて「そういえば、また読みたいな」と思って大人買いしてみたのですが、やっぱり面白かったです。両親に描かれてこっそりマンガを読んでいた「あの頃」を思い出しました。
「ルナティック雑技団」シリーズは、私にとってのマンガの革命的作品であり、ギャグマンガの師匠的な作品でもあります。
2021年の今も変わらず、やっぱり大好きなシリーズだなと思いました。