【体験談あり】プログラミング能力を証明するために必要な資格とは?

プログラミング

フリーランスでエンジニアとライターの仕事をするようになって、早5年。

今回は、エンジニアを目指す文系の方向けに、プログラミング能力を証明する資格と就職への効果についてお話しします。

プログラミング能力を証明する資格はあるか?

「国家資格」かつ「IT系職種全般知識に関する資格」は、大きく3つあります。自分のIT知識やプログラミング技術を試したい方は、まず以下の資格を取得すると良いでしょう。

1.ITパスポート(iパス)

社会人が備えておくべきIT基礎知識を証明できる国家資格です。 ITを正しく理解し、業務に効果的にITを活用できる力があるとアピールできます。

IT資格取得のファーストステップとして非常におすすめです。

2.基本情報技術者

毎年受験者数は10万人以上にものぼり、「ITエンジニアの基礎資格」とも言われています。

情報技術全般に関する基本的な知識・技能を持つ人や、プログラム設計書を作成し、プログラム開発、単体テストまでの一連のプロセスを担当する人のための国家資格です。

テクノロジー系、マネジメント系、ストラテジー系の各分野から幅広く出題されます。

3.応用情報技術者

内容は「基礎情報技術者」と同じですが、企業戦略などを立案できるワンランク上のIT技術者のための資格です。

情報技術を活用した経営戦略を作成する際、経営者の方針や外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集および差異分析を行えることなどの、高い技術水準が求められます。

 

資格は就職時に役立つか?

私は前職(文系職)を辞めた後いきなりフリーランスになったので、資格が就職に役立つかの実体験は話せません。

しかし、文系からエンジニアやWebデザイナーになった友人たちから話を聞く限りでは、就職にあたって資格が加担要素になるかどうかは会社によるようでした。

就職・転職時の本人の年齢や会社に勤めていなかった空白期間など、知識はあってもそれ以外の部分で会社が問題ありと判断すれば、高度な資格を持っていたとしても落とされます。

残念ながら、「難易度の高い資格を持っていれば確実に就職できる」とは言えません。

しかし、資格を取得することで「自分はあれだけ勉強した」と自信がつくので、自分の就職・転職や仕事探しのモチベーションupのため、くらいに考えて持っておくのはいいかもしれません。

 

年収の高いプログラミング言語学習すれば、職に困らないか?

「文系からエンジニアになりたい」という人に多いのが、「年収の高いプログラミング言語を学べば、引く手数多なんじゃないか?」という考えです。

しかしこれは大きな間違いです。

私はこの5年間フリーランスのエンジニアとしてクラウドソーシングで案件を受注してきましたが、毎年発表される「年収の高いプログラミング言語」が外注案件として山ほど転がっているかというとそうではありません。

例えばプログラミング言語別/年代別平均年収(2020年度総合版)で、平均年収が一番高いプログラミング言語は20代がR(476万円)でした。Rは主にAIなどビッグデータ解析の分野でよく使われる言語です。

しかしR言語は統計の解析やデータの分析にも慣れていなければ即戦力として案件を受注することはできません。つまり、言語をただ書けるようになった、理解できるようになっただけでは仕事は貰えません。

就職でも転職でもフリーランスでも、仕事を振る側は即戦力を求めています。

年収を基準に学ぶ言語を選ぶのではなく、自分が作りたいものや自分の興味が湧いたものをとことん勉強する方が、勉強意欲が持続しますし、結果的にそれが即戦力となるだけの力になります。

 

まとめ

文系からエンジニアを目指す時、IT系の資格があればもちろん強みになります。

でも、それはあなたへのわずかな加点要素であって、あなたへ仕事を振る側が一番重視するのは「実績」や「その分野への興味関心の高さ」です。

実績は、一つ一つ小さくても案件をこなしていけば作れます。

でも、その分野への興味関心の高さというのは、あなたの心の底から湧くものです。いくらそのプログラミング言語を使った仕事が高給であっても、金銭が目標である限り学び=苦しみになるでしょう。

エンジニアは一生学び続ける仕事です。学びが苦しみとなるようなら、その分野で仕事を続けていくのは難しいと思います。

あなたはその言語で何を作りたいのか、どんな自分になりたいのか、それを考えて言語を選んでみてください。

資格取得はおいおいで構わないと思います。

プログラミング言語は独学やプログラミングスクールに通うなど、いろんな学習方法がありますが、私はテックアカデミーというプログラミングスクール(のWebアプリケーションコース)に通って、自分の作りたいものを形にする方法を学びました。

最初は独学でしたが、「プログラミング言語は、独学する人の9割が1年以内に挫折する」という統計どおりに挫折しました。

独学時は闇の中を一人でもがいているような気持ちでしたが、テックアカデミーでメンターと学ぶようになってからは、分からないところを誰かにいつでも聞ける状況がこんなにも心強いとはと有難い気持ちでした。

「人生で一番若いのは今」という言葉があります。

フリーランスのエンジニアを目指そうか悩んでいる人、文系からエンジニアを目指そうと思っている人は、ぜひ人生で最も若い今こそ、一歩踏み出してみてください。

テックアカデミーでは一週間無料で、しかも24時間質問できるメンター付きで、Webアプリケーションの基礎について学べるコースが体験できるので、いきなり受講するのはちょっと…という方は、ぜひ無料体験を見てみてください。

無料とは思えないくらい手厚くメンターが相談に乗ってくれる(私の時は、「あなたはこのコースを希望しているけれど、こちらの方が良いのでは」と提案してくれたり、参考になりそうな書籍やサイトを教えてくれました)ので、試す価値は大ありですよ。

 

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