人間関係の悩みって、尽きないですよね。
職場やサークルでの人間関係は、楽しいだけでなく苦しみも多いでしょう。
全てを投げ出したくなる時もありますよね。
今回は、八方美人がアダとなりうつ病を発症した私が「つらい人間関係の上手な解消法」をご紹介します。
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八方美人がつらくなり、うつ病を発症した
前職時代、私は誰にでもいい顔をしていました。
お客さんにも上司にも同僚にもいい顔をして、誰にも嫌われないように一生懸命立ち回っていました。
誰からも愛される自分でいたかったんです。誰かに「嫌なやつだ」と思われて、嫌われるのが怖かったんですね。
いつも怒らず、ニコニコ笑顔で接するように努力していましたが、無理しすぎました。
ある日、突然会社に行けなくなりました。涙が止まらず、お客さんや上司、同僚に会うのが怖くなったんです。
病院でうつ病と診断され、その後1年半以上にわたり、寝たきりの生活を送ることになりました。
うつ病で毎日、自殺したい欲求と戦い苦しみながら痛感したのは、「人間関係を上手に整理すべきだった」ということでした。
そして、ある時に「人間関係も質量保存の法則と同じだな」と思うようになってから、急に人と接するのがラクになり、うつ病もゆるやかに改善してきたんです。
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人間関係にも、質量保存の法則は当てはまる
質量保存の法則(しつりょうほぞんのほうそく)とは、「化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない」とする化学の法則のことである。
質量保存の法則 – Wikipedia
化学の勉強でだけでなく、人間関係でも、質量保存の法則は使えます。
我々は、日々成長しています。
昨日の自分と今日の自分では、できなかったことができるようになったり、知らなかったことを知ったり、私たちは常に変化しています。
でも、我々が持てる人間関係の総重量は変化しないのです。
快適な人間関係を作るには、積極的に断捨離しなくてはならない
今の自分と10年前の自分では、一緒にいて居心地のいい人の基準は違うでしょう。
常に快適な人間関係を作るためには、積極的に自分で人間関係を断捨離しなくてはならないのです。
でも、八方美人は断捨離ができない。
自分は変化しているのに、古い人間関係を維持したまま新しい人間関係に手を出そうとするからパンクしてしまうんです。
そして、私のようにうつ病になってしまうこともあるでしょう。
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人も物も、捨てなければ、得られない
私自身、会社を辞めたら、トラベルライターという仕事が入ってきました。
前職の同僚や見栄で付き合っていた彼氏と会うのをやめたら、ライターの仕事につながる人と出会えたり、ありのままの自分を愛してくれる人に出会えました。
人は、捨てた分だけ得られるんです。
何かを捨てても、捨てた分と同じだけの質量を持ったものを得られます。逆に言えば、捨てなければ何も得られません。あふれるばかりです。
古い人間関係を捨てなければ、新しい人間関係を得ることはできません。
古い人間関係を捨てましょう。
いきなり断捨離しなくていい
ただ、職場やサークルでの人間関係をすべて捨てるのは難しいですよね。
少しずつ、そのコミュニティに接する時間や情熱を下げていけばいいんです。
そうすれば、自然と新しい人間関係が生まれる、ゆとりができます。
八方美人で、人間関係に苦しんでいるあなた。人間関係を捨てる勇気を持ちましょう。
古い人間関係に固執してもいいことはありません。
あなたの未来のために、新しい人間関係を積極的に作るためのゆとりを作りましょう。