冷え性はうつ病になりやすい!秋冬は腸内環境と筋肉を整えよう

うつ病

女性に多い「冷え性」。

実は、冷え性の人ってうつ病になりやすいんです。

うつ病と冷え性の予防・解消法は、腸内環境と筋肉を整えること。

今回は、うつ病と冷え性予防に、腸内環境正常化と筋トレをやってみた、アラサー筆者の体験談をご紹介します。

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冷え性とうつ病って、全く関係なさそうですよね

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秋冬になると、多くの女性が悩まされる問題「冷え性」。

お風呂に入って体を温めても、少しすると手足が冷えてしまう。手足が冷たくて、夜起きてしまう。

そういう女性は結構多いでしょう。

一方、うつ病はそこまで身近な病気ではないですよね。身内がうつ病という人はそんなに多くないと思います。

多くの女性が悩む「冷え性」と「うつ病」、何の関係もなさそうですよね。

でも実は、冷え性とうつ病って、原因は同じなんです。

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冷え性とうつ病って、原因は同じなんです

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冷え性の原因は、「自律神経の乱れ」と「筋肉量の少なさ」です。

実は、うつ病の原因もこれと同じ。

では、「具体的に自律神経の乱れ」と「筋肉量の少なさ」が、冷え性とうつ病にどのように関係しているんでしょうか。

「自律神経の乱れ」と冷え性・うつ病の関係

まず、自律神経は、内臓の状態を調節してくれる神経のことです。

寒い時には体温を上げたり、暑いときには汗を出して身体に熱がこもらないようにしてくれます。

つまり、自律神経は私たちが快適に生きるために欠かせない神経なんです。

でも、自律神経には1つだけ大きな弱点があります。

それは、「ストレス・生活習慣の乱れの影響を、めちゃくちゃ受けやすい」ということ。

少しのストレスや生活習慣の乱れで、自律神経はすぐに正しく動かなくなってしまいます。

例えば、少し寝不足になった、誰かからイヤなことを言われてイライラしただけで、体温調節がうまくいかなくて身体は常に冷えてしまったり、便秘や胃もたれを感じやすくなります。

自律神経は、とてもナイーブなんです。

自律神経が乱れると、手足が冷えてしまうのはもちろん、便秘や胃もたれによって更にストレスがたまります。

その結果、鬱々とした気持ちになり、うつ病の症状を悪化させてしまう、もしくは、うつ病の原因となってしまうことがあるんです。

つまり、冷え性とうつ病の原因は、似たところにあるといえます。

「筋肉量の少なさ」と冷え性・うつ病の関係

また、筋肉量が少ないことも、冷え性やうつ病に関係があります。

うつ病になると、外に出る元気がなくなります。

抑うつ症状が重いとベッドから起き上がるのさえ困難になります。

そうなると、体中の筋肉が衰えていきます。

例えばふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」と言われますが、足の筋肉量が少なかったり運動量が少ないと、足にたまっている血液が心臓に押し戻されないので、体温が上がらず、冷えたりむくんだりしやすいです。

うつ病患者は外出をしないので、特に足の筋肉が衰えます。

足の血液が心臓に押し戻されないと、身体全体の血流が悪くなります。

つまり、脳の血流も悪くなるということ。

そうなると、脳がうまく活動できず、ポジティブな考え方ができなくなったり、抑うつ状態がより悪化したりします。

つまり、そもそも筋肉量が少ない人はうつ病になりやすいですし、うつ病になって筋肉量が少なくなると、更に抑うつ状態は悪化します。

それに、筋肉量が少ないと冷え性にもなりますし、やはり冷え性とうつ病は密接な関係があるんです。

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うつ病と冷え性予防・対策には、腸内環境正常化と筋トレが効く

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うつ病と冷え性の原因は似たところにあります。

なので、冷え性予防をすることでうつ病予防にもつながるんです。

ストレスの多い現代、誰もがうつ病になる可能性を持っています。

風邪のように、うつ病も予防できます。今、自分はうつ病かもしれない…でも病院に行くほどではない…。と気持ちが落ち込んでいる人は、冷え性対策でうつ病予防をしてみましょう。

では、どんな風に冷え性・うつ病対策をしたらいいのでしょうか。

冷え性対策のポイントは、腸内環境正常化と筋トレです。

自律神経に問題があると、内臓に不調が現れます。特に、「第2の脳」とも呼ばれる腸には不調が現れやすいです。

まずこの腸を健康にすることで、自然と自律神経も整ってきます。

緑黄色野菜をバランスよく食べ、乳製品や良質な油(オリーブオイル・ごま油)を適度に摂取しましょう。

油は1回の食事で大さじ1〜2杯が目安です。

そして、白湯を1日2リットルほど飲みましょう。

これで便通がよくなり、腸内の通りがよくなりますし、腸内の善玉菌も増えてくるはずです。

また、筋肉の少なさも冷え性とうつ病には関係していると言いました。

大腿筋(前側の太腿の筋肉)は、人間の身体のなかで一番大きい筋肉です。

こことふくらはぎの筋肉を集中的に鍛えるようにしましょう。

ふくらはぎ・太ももの鍛え方は、「ふくらはぎの筋トレを始める前に知っておきたい6つの項目」が参考になります。ぜひ読んでみてください。

私は実際、うつ病を発症してから寝たきりの期間が2年間ほどありました。

その間、気分がいい時は食事に気をつけたり、歩いたり筋トレをするように心がけていました。

そんなことができるようになったのは、カウンセリングを何十回として元気になってからですけどね。

うつ病になったからこういう対策を絶対しなくてはいけない!というわけではありません。

でも、こういう対策をとることで、あなたのうつ病の症状を少しは和らげることができると思います。

なので、少し気分が良い時、何か行動したいと思ったらぜひやってみてください。

冷え性の人は、「自分はうつ病になりやすいんだ」と心に留めておこう

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冷え性の人は、「ただ自分の身体は冷えやすいだけ」と思っているのではないでしょうか。

冷え性は、万病のもと。うつ病にもつながる危険な兆候です。

私は高校時代から冷え性に悩んでいましたが、社会人になってからストレスをより感じ始め、冷え性は悪化。そしてうつ病で寝たきりの生活を2年間も送ることになりました。

もし、冷え性の対策をしっかりしていたら、ここまでうつ病はひどくならなかったのかもと思います。

実際、うつ病の治療をしている今も、この冷え性対策はうつ病対策としても有効なので私はずっと続けています。

主治医にも、ぜひ冷え性でなくなっても続けるべきと太鼓判を押してもらいました。

冷え性の皆さん、めんどくさがらず、うつ病予防だと思って「腸内環境正常化」「筋トレ」に励みましょう!

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