結婚は無意味だ!住野よる「君の膵臓をたべたい」を婚活目線で考えてみた

こんにちは。独り身を満喫中のアラサー、私です。

20代後半になると、家族や職場の人から「結婚しないの?」と圧力をかけられますよね。

でもなぜ結婚するんでしょうか。結婚に意味はあるんでしょうか。

2016年の本屋大賞第2位を獲得した、住野よる「君の膵臓をたべたい」(通称キミスイ)を通して考えてみました。

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まずはざっくり「キミスイ」のあらすじ(ネタバレあり)

この小説最大の違和感は「名前」です。

主人公はヒロインである咲良(さくら)を名前で呼びません。

かたくなに「君」と呼びます。咲良(さくら)は「なぜ主人公は、彼女を名前で呼んでくれなかったのか」を、死ぬ直前に推理します。

君が私をかたくなに名前で呼んでくれなかったのは、いずれ失う(咲良(さくら)は膵臓の病で寿命残り1年)って分かってる私を「友達」や「恋人」にするのは怖かったからじゃない?

彼女は続けて、こう言います。

怖がらなくていいよ。

何があっても、人と人とはうまくやっていけるはずだからね。これまでの私と君みたいに。

人嫌いで根暗な本オタク少年と、クラスの人気者である元気な少女。

「水と油のような2人が仲良くなれたのだから、人と関わることを怖がらなくていい」と咲良(さくら)は主人公の背中を押します。

これをきっかけに、主人公は周囲の人の名前を呼ぶようになり、積極的に人と交流するようになる。というストーリーです。

注目ポイントは「いずれ失う関係に名前をつけるのは、無意味ではない。ということ。ええ〜っ、それってほんとかな??

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恋も愛も、賞味期限は3年。愛は3年で消えるのに結婚は必要か?

20代後半になると、家族や職場の人から「結婚しないの?」と聞かれる機会が増えます。

特にお付き合いしている人がいるなら、なおさらです。

結婚は本人同士の問題なのに、周囲から「結婚しない理由はあるの?」と白い目で見られることもしばしば…。

キミスイのテーマは「いずれ失う関係に名前をつけるのは、無意味ではない」ですが、これを結婚に置き換えて考えてみましょう。

愛情のタイムリミットは3年です。「3年で失われる愛情に、「結婚」という名前をつけるのは無意味ではない」とあなたは思いますか?

私は「3年で消えてしまう愛情に、「結婚」という名前をつけるのは無意味」だと思います。

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63カ国での統計結果、どんな夫婦でも3ヶ月〜3年で愛情は消滅

人は恋するとドキドキします。

これは、主にPEA(フェネチルアミン)というホルモンによるものです。

視覚的な刺激により、想像を超える危険や不安を感じると特に分泌されます。

例えば、髪型や服装を変えて驚かせたり、一緒に絶景を見に行くなどです。

このホルモンが分泌されると「相手のことを、好きで好きでたまらない」状態になり、何も手につかなくなります。

しかし、アメリカの人類学者 ヘレン・E・フィッシャーは、63カ国にわたる恋愛と結婚に関する統計学的な調査の結果、1992年に「PEA(フェネチルアミン)の分泌は3ヶ月〜3年で消える」と発表しています。

どんなに情熱的に愛しあう2人でも、たった3ヶ月〜3年間しか愛情は続かないんです。

1人の相手を愛するならば、最も長い期間で「20年」

3年目以降でも愛情を感じたければ、βエンドルフィンやセロトニンなどのホルモンを分泌させなければいけません。

これらのホルモンは、安心感や安定感などの幸福感を感じさせます。

日光を浴びたり、軽いスキンシップが有効です。孤独やストレスを感じると、このホルモンは分泌されにくくなります。

いわゆる「倦怠期」に入るんですね。こちらの効能は、10〜20年ほど持続します。

ただ、どれだけ努力しても人は20年ちょっとしかお互いを愛せません。

ホリエモンも「結婚なんていいこと無いよ。無駄。」と断言

ホリエモンが嫌う3大無駄といえば、人情・結婚・緊張です。

瀬戸内寂聴氏との共著「死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論 (角川フォレスタ)」でも、「結婚は無駄だ!」と言い切っています。

ホリエモンは、「好きなら一緒にいればいい。結婚する必要は全くない。」と度々語っています。

皆さんの周囲では、独身の人をつかまえては「結婚した方がいい」と言うおせっかいな人がいるでしょう。

でも、愛し合う2人に「結婚」という名前をわざわざつける必要は全くありません。

ひょうひょうと受け流しましょう。

 

matome2
  • 愛情は最長で20年しか続かない
  • 恋愛関係に「結婚」という名前をつける必要は全くない
  • 結婚する意味はない

キミスイのヒロインは、関係性に言葉をつけることをためらいません。

その原動力は「あなたが気になる。その先を知りたい。」という麻薬的な好奇心です。

既婚者たちが「結婚したい!」と思い立った、最初の原動力は、そういう麻薬的な好奇心からだったんでしょうね。

「結婚しないの?」と聞かれたら、愛情の期限を思い出しましょう。